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マンサク(園芸品種)  [花木(春)]

マンサク
 満作  マンサク科マンサク属の落葉性小高木

早春の花、マンサク。 
マンサクの命名は花が葉に先立って「まず咲く」からとか、花数が多いことが「豊年満作」に通じるからなどの説があるようです。

2015年3月、園芸店で「マンサク」の苗木を見つけました。
 マンサク20150306-2wb.jpg

花は満開というより終盤の頃でしたが、その魅力に負けて購入してしまいました。
マンサク20150306-4wb.jpg

葉の展開に先立って咲くとは然り、まだ若芽は固い。
マンサク20150306-3wb.jpg

この年は、花の構造は来年見ましょうということで終わりました。
マンサク20150306-5wb.jpg

ところがどうしたことでしょう。
育てやすいはずのマンサクが昨年も今年も満作にならないのです。
今春も数花づつ、数カ所に咲くばかりです。
マンサク20170315wb.jpg

花は丈夫な萼に包まれています。
せめて今年は少ない花をよく見ることにしましょう。
マンサク蕾2016-2wb.jpg

3月5日、萼が開いて黄色の縮れたリボンのような花弁が展開し始めました。
マンサク2017-3wb.jpg

4枚の萼の内側は赤褐色、小さい花のように見えます。
マンサク葯未開2wb.jpg

花弁の長さは約1.5cm。縦に筋が入っています。
マンサク2017-1wb2.jpg

花弁4枚、中央に先端が2裂した雌しべ、その周りに4本の雄しべ。
雄しべのうち、下の雄しべの葯は未開、上3本の雄しべの葯は、丸窓を開けるように両側に開いています。
マンサク葯1wb.jpg

上3本の雄しべの葯は全開して花粉が飛び散っていますが、まだ左下の葯は開いていません。
マンサク花弁wb2.jpg

葯が全て開き、花粉も散り終えた花。
マンサクには花弁の内側に仮雄しべがあるようですが、なかなか見つかりません。
マンサク仮雄しべ?wb.jpg

室内でカメラの位置を変えながら接写してみました。
その1枚に花弁の奥に緑色がかった光沢のある隆起が4つあるのを見つけました。
これが仮雄しべだと思います。蜜を分泌しているようです。
葯は全開。
マンサク仮雄しべwb2.jpg

花弁を4枚、雄しべを2本取り除きました。
花弁の位置に緑色の棍棒状のものが3つ見えます。
これが仮雄しべ。4本あるはずですが、もう1本は?
右の花弁の下端に付いていました!
ネット検索で見た仮雄しべはマルバマンサクは暗赤色、アテツマンサクは黄緑色でした。
園芸品種はそれぞれ仮雄しべの色が違うと楽しいですが、確認できなくて残念です。
マンサク仮雄しべ5wb.jpg

2016年4月16日  若葉がとてもきれいでした。
やはり、同じくマンサク科のトサミズキの葉に似ています。
マンサク葉1wb.jpg

葉は互生し、先端がやや尖った倒卵形。
マンサク葉2wb.jpg


日本に分布する主なマンサク
 マンサク Hamamelis japonica 本州、四国、九州に分布。
 アテツマンサク 中国地方、四国に分布。萼まで黄色。
 マルバマンサク 本州の日本海側から北海道に分布。葉の上半分が半円形。
   この中にアカバナマンサクやニシキマンサクなどの品種あり。
 シナマンサク Hamamelis mollis  中国原産。
   マンサクより大きい花が枯葉が落ちずに残ったままで開花。葉も大型で毛深い。
 
マンサクの園芸品種  Hamamelis x intermedia
 日本のマンサクとシナマンサクとの交配種。

 ‘アーノルド・プロミス’  Hamamelis x intermedia ‘Arnold Promise’ 濃黄色
 ‘パリダ’ Hamamelis mollis ‘Palida’ 濃黄色
 ‘ディアン’ Hamamelis x intermedia ‘Diane’ 濃赤銅花
 ‘エレナ’ Hamamelis x intermedia ‘Jelena’ オレンジ色

 この他にもまだたくさんの園芸品種があります。
 神代植物公園や武蔵丘陵森林公園 にも植えられているようです。
 この庭のマンサクも園芸品種だと思われますがラベルは付いていませんでした。
  来年こそは豊年満作の花が見られますように。



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早春の草花 2017 [草花(春)]

早春の草花 2017

もたもたしているうちにラッパスイセンの蕾が膨らんできました。
私の庭ではラッパスイセンは本格的な春の到来を告げる花です。
昨年は2月末まで病室にいて早春の草花が見られませんでした。

今年の一番乗りはやはり「スノードロップ」。
暖かい地方では年末から咲くようですが、この庭では2月の花です。
スノードロップ2017−1wb.jpg

ほんとうに雪の妖精のよう。
スノードロップ2017−2wb.jpg

続いての登場はフクジュソウ
柔らかい葉は初め濃褐色を帯びています。
フクジュソウ1wb1.jpg

2013年にいただいた大株が今年は20輪くらい咲きそうです。
3月になると葉はほぼ緑色。
フクジュソウ2017-3wb.jpg

フクジュソウというと今までは真上からの輝く花姿を撮ってきたようです。
でも年のせいでしょうか、今年は花弁の裏面の細い褐色線条に見とれました。
フクジュソウ2017-5wb.jpg

今年は2輪しか咲かないコシノコバイモ
でもこの花と葉の渋い色合いは花の骨董品。
コシノコバイモ2017−1wb.jpg

雪割草はキンポウゲ科ミスミソウ属。
日本にはミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウが自生します。
園芸店では主にオオミスミソウから生み出されたたくさんの品種が「雪割草」として流通しています。
地植えのピンクの雪割草はまだ小さな蕾です。
新たに加えた2種は鉢に植えたため早くも満開、特に紫色の株は生育良好。
スハマソウ紫wb.jpg

これら2種はともに雄しべから花粉を出しています。
最近の新種では雄しべが退化したり、弁化して八重になったりしているようです。
スハマソウ紫2wb.jpg

白の花弁の方は葉の生育が悪く3輪しか咲いていません。
ミスミソウ白2wb2.jpg

これは大型ヒメリュウキンカ。とにかく元気で明るいのが取り柄です。
従来のヒメリュウキンカはまだ咲きません。
ヒメリュウキンカ2017wb.jpg

これはこれは!
ニホンスイセンの根元に自生した白花のオキザリス
その周りに青く光るのはオオイヌノフグリ。
可愛いからもう少し咲かせておきましょう。
オキザリスW2017−2wb.jpg

オオイヌノフグリはオオバコ科クワガタソウ属。
華奢な雌しべの両脇に太めの花糸の雄しべが一対、真ん中に蜜があります。
オオイヌノフグリ2014-1wb.jpg

今年は今ひとつ物足りません。
昨年私の留守中に咲いたセツブンソウの鉢に花が見られなかったのです。
出たのは1枚づつの葉のみ。
セツブンソウ葉2017wb.jpg

ネット検索にて近くの河川環境楽園に咲いていることがわかり行ってきました。
車で行って写して帰るまで1時間足らず、良いところを見つけました。
セツブンソウ2wb1.jpg
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トキワシノブ [草花(冬)]

トキワシノブ
  シダ類 ウラボシ綱 ウラボシ目 シノブ科 シノブ属の園芸品種(台湾原産)
  学名:Davallia tyermannii
  常緑多年草 
 
10年ほど前に植えた1株のトキワシノブが大株になりました(全高約40cm)。
寒さにも強く当地の雪にも負けず、常緑を保っています。
トキワシノブ雪wb.jpg

銀白色の毛に覆われた根茎はナツツバキの幹に着生しようと上に向かって伸びています。
トキワシノブ2016−1wb.jpg

根元にも繁茂。
トキワシノブ3wb.jpg

さらに地面にも太い根茎を貼り、所々から葉柄を伸ばしています。
トキワシノブ根茎2wb3.jpg

夏の葉はもっと色鮮やかです。これは2010年10月3日撮影。
トキワシノブ20101003wb.jpg

葉は針金状の葉柄(〜15cm)と三角形の葉身(〜20cm)から成ります。
トキワシノブ葉柄wb.jpg

1葉採取。
葉身は、先の鋭い三角形、無毛で硬い紙質様です。
トキワシノブ葉表wb1.jpg

各裂片に丸い膨らみがあります。
トキワシノブ表葉4wb.jpg

葉の裏面。
トキワシノブ葉裏1wb.jpg

黄色い斑点がびっしり。
トキワシノブ葉裏2wb.jpg

これがシダの胞子嚢群でソーラスとも呼ばれます。

ソーラス1wb.jpg

胞子嚢を保護するように被さっているのは包膜。
貝のような形で下から包んでいますが、ここでは既に胞子が成熟して溢れそうです。
ソーラス2wb.jpg

このとき観察した葉の一部を小皿に乗せたまま忘れていました。
数日後、小皿に薄黄色の粉のようなものを見つけてびっくり!
トキワシノブ胞子群2wb.jpg

暖房による乾燥で胞子が一斉に飛び散っていたのでしょうね。
大きいものは破れた嚢?
トキワシノブ胞子2wb.jpg

葉の裏にも飛び散った胞子がたくさん付いていました。
トキワシノブ胞子1wb2.jpg

FABREで覗いてみました。
濃黄色の胞子嚢が包膜からはみ出してあふれそう。
円く膨らんだ胞子嚢の上部にオレンジ色の縞模様が見えます。
これは「環帯」と呼ばれます。
FABREは20倍で見えますが、写真に撮りにくいのが難です。
トキワシノブFABRE1wb.jpg

淡い黄色に見える胞子嚢群。
辺縁部の胞子嚢は胞子が出た後のようで白っぽく見えます。
しかし包膜の下の胞子嚢の多くはまだ黄色が濃く、胞子が残っていそうです。
胞子嚢F4wb.jpg

室内で胞子を飛ばした胞子嚢は華やかでした。
多数の胞子や、役目を終えて伸びた環帯が飛び散っています。
トキワシノブ胞子2FABRE2wb.jpg

次に顕微鏡で確認しました。
胞子の入った胞子嚢、赤い部分が環帯です。
乾燥して嚢が破れると環帯の弾性により反り返って胞子を飛ばします。
胞子嚢1wb.jpg

胞子を飛ばし終えた胞子嚢。
この伸びきった環帯の下には胞子が10個ほど残っているようです。
胞子嚢殻1wb.jpg

(追加)胞子
胞子8wb.jpg

近縁に東アジアに自生する シノブ(Davallia mariesii )があります。
シノブは冬季葉が枯れますが、日本でも古来「忍ぶ玉」として吊り下げたり、盆栽風に仕立てられてきました。シノブの葉はトキワシノブに比べやや薄くて優しい感じのようです。

今までシダは難しいからと避けてきました。
これをきっかけに今年はもう少し庭のシダを見て見たいと思っています。
しかし何せ素人の個人観察、誤りがありましたらどうぞお教え下さいますようお願いします。
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コハクチョウ  [庭の外]

コハクチョウ
 小白鳥 カモ目カモ科ハクチョウ属

数年前から近くの木曽川橋の近くにコハクチョウが飛来すると聞いていました。
でも川岸は寒かろうし、入り口もわからないし、歩行障害のあるものには無理かと諦めていました。
しかし、2月4日、春を思わす日差しに誘われ思い切って行ってみると、幸いにも難なくコハクチョウを見ることが出来ました。

木曽川左岸堤防から北を見ると対岸の堤防の上に伊吹山が見えました。
手前の木々の間から見える白いものがコハクチョウでしょうか。
とにかく近くまで行ってみましょう。
1ハクチョウ0204-1wb2.jpg

いました! 優雅に浮かんでいます(画像は全て画面をクリックすると大きくなります)。
こんなに簡単にコハクチョウに会えるとは夢のようです。
1ハクチョウ0204-3wb.jpg

少し上流では中洲で休む姿も。
2ハクチョウ0204-23wb.jpg

さらに上流にものどかにくつろぐ白い鳥の群れ。
合計50羽以上いるようです。
4ハクチョウ0204-22wb.jpg

ひょいと持って行ったのは、いつもの軽いマクロレンズのついた一眼レフのみ。
それでも試しに写してみました。
周りには望遠レンズのカメラを3脚に固定して撮影中の男性多数。
5ハクチョウ0204-15wb.jpg

一羽が大きく羽ばたき。
5ハクチョウ0204-18wb.jpg

水中に頭を突っ込んで食事中。
コハクチョウは草食性、水中の水草や水田の落穂や草を食べるようです。
ただし、ここでは餌(穀類)のプレゼントがあるよう。
羽の色が灰色に見えるのは幼鳥、白色は成鳥です。
5ハクチョウ0204-19wb.jpg

急に大きな水音!
7ハクチョウ0204-5wb.jpg

幼鳥が幼鳥を追いかけている?
8ハクチョウ0204-6wb.jpg

憤懣やるかたなし。
8ハクチョウ0204-8wb.jpg

まだにらみ合いが続きます。
9ハクチョウ0204-7wb.jpg

怪しい雰囲気。
10ハクチョウ0204-9wb.jpg

右の幼鳥が口を開いて怒っています。親鳥たち(?)も何か叫んでいます。
11ハクチョウ0204-10wb4.jpg


うわあ、噛み付かんばかりの勢い!
12ハクチョウ0204-11wb.jpg

アタック! 「やめなさい!」
13ハクチョウ0204-12wb.jpg

追いかけろ!
14ハクチョウ0204-13wb.jpg

兄弟喧嘩でしょうか? 
けたたましく叫ぶ親鳥! 親の気持ちは人も鳥も同じ?
15ハクチョウ0204-14wb.jpg

お母さんに叱られて静かになりました(?)。
15ハクチョウ0204-26wb.jpg

お母さんは大変ですね。
間も無くまたこの子達と一緒にシベリアへ出発しなければなりません。
16ハクチョウ0204-25wb.jpg

初めて見たコハクチョウでした。

コハクチョウは間も無く4,000kmも離れたシベリヤへ渡っていくそうです。
そこで産卵し、雛を育て、秋には幼鳥を連れてまた飛んで来ます。

こんな近いところでコハクチョウに会えることがわかり、昨日は友人を誘いました。
3日前とは異なり伊吹おろしが吹き付ける寒い日、重い望遠レンズを友人に持ってもらって行ったのに1羽もいませんでした。
今一度と今日も行ってみましたが、数多のカメラマンが虚しくひたすら待つ姿のみ。
諦めて帰ってきました。
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シモバシラの霜柱 2017 [庭便り(冬)]

シモバシラの霜柱 2017

1月25日の朝日新聞の天声人語に「シモバシラの氷の花」が取り上げられました。
実はこのブログでは庭の霜柱について2009〜2014年にわたり何度も記事にしましたので、しばしお休みしていましたが、今年は天声人語に勢いを得てまたもや登場させます。

1月24日、この冬初めてシモバシラに氷の花が咲きました。
3年の間に周りのクリスマスローズの葉が大きくなって株を取り囲んでいます。
シモバシラ20170124-1wb.jpg

1月26日、氷の花はますます大きくなりました。最低気温−4度。
これがこの庭のシモバシラの霜柱の典型です。
霜柱2017スイセンwb.jpg

拡大します。
たくましい大型の霜柱が密生しています。
霜柱の横綱? 四人ばかりではありませんね。
霜柱20170125-1wb.jpg

茎の本数がまた増えたのか、隣が近すぎて写真が撮りにくい。
その上、腰の手術後しゃがめないので低いものを撮るのは至難の技です。
霜柱20170125-3wb.jpg

太ーい糸巻き型。
霜柱2017-9wb.jpg

これまた太く腰の据わった横綱型?
霜柱20170125-11wb.jpg

くるりと巻いた紡錘型の糸巻きは典型例です。
霜柱2017糸巻きwb.jpg

こんな複雑な組み合わせは生成過程を見てみたくなります。
霜柱北0126-2wb.jpg

5年前に別の場所に新たな株を植えました。
成長が遅くその上今年は誤って短く刈られましたが、切り株に4様の霜柱ができています。
霜柱小2017-1wb.jpg

さらに2014年記事にしたオルトシフォン・ラビアツス(シソ科)にも花餅の様な霜柱がたくさんついていました。
オルトシフォン霜柱2017-2wb.jpg

葉腋から押し出された様に飛び出しています。
オルトシフォン2017-3wb.jpg

まだ枯れきっていない皮層が霜柱に押されて剥れていくようです。
霜柱2017-8wb.jpg

冒頭の1月25日の天声人語には帯広畜産大学の武田一夫教授の研究が紹介されていました。
私は2015年1月16日 NHK「おはよう日本」でたまたまシモバシラの霜柱形成の動画を見て感動しました。それはここ数年最も見たいと思っていたものでした。霜柱完成までの10時間を15秒に圧縮した迫力ある動画、ここに登場されたのも武田一夫教授でした。

もうその時の動画を見ることはできませんから、研究概要を引用、ご紹介します。

「シモバシラの氷晶析出現象について、析出機構の解明を目的に室内実験を行った。
その結果、初冬に氷核活性温度が-2.1~-2.5℃に高まること、電子顕微鏡写真から木部表面に1μmのピット(壁孔)構造があること、3次元蛍光画像解析から茎内部の給水が導管周辺部位を経由して起こることが確認された。気温低下が始まると、氷核活性によって凍結し、ピットが氷の木部内部への侵入を阻止し、氷成長面の吸引力によって土壌水が根系や導管を経て木部表面に移動し、連続した氷晶が析出すると考えられる。」

改めて動画について検索すると YouTube「シモバシラ 動画 氷花の舞」を見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=orWyCPPcIpI
霜柱が形成され消えるまでを追った素晴らしい動画です。是非ご覧ください。

………………………………………………………………………………………………………………………

(夕菅の庭のシモバシラ関連記事)
シモバシラ 2009   http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2009-01-29 
シモバシラの霜柱(1) http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-01-31  
シモバシラの霜柱(2) http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-02-05 
霜柱 3 種        http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-01-13-2
初雪と初霜柱     http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-12-20-1 
シモバシラと芝生の霜柱 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2013-02-26 
シモバシラの霜柱2014 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2014-02-28

シモバシラの花    http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04
オルトシフォンの霜柱 2013 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-02-13
オルトシフォンの霜柱2014 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2014-01-19 





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雪の庭 2017 [庭便り(冬)]

雪の庭 2017 

今年も雪が降りました。
ドウダンの細い枝には綿帽子がいっぱい。
(どの画面もクリックすると大きくなります。)
ドウダン雪1wb.jpg

雪が止むと紅い花芽が輝いていました。
ドウダン雪2wb2.jpg

侘助も雪化粧。
ワビスケpwb2.jpg

今年はウメの開花も早く、お正月から咲いていました。
暖冬に突然の雪。
ウメ雪4wb.jpg

梅の花に雪の華が重なった〜。
ウメ雪1wb2.jpg

ロウバイも満開。
雪ロウバイ1wb.jpg

雪の結晶がぶら下がっている?
ロウバイ雪2wb.jpg

結晶のレースが崩れて水滴になる。
結晶崩れ2wb.jpg

クリスマスローズの葉の造形。
cローズ葉2wb3.jpg

アニソドンテアもまだ頑張っていました。
アニソドンテア雪2wb.jpg

枯れたと思っていたシモツケに残っていた紅葉。
雪シモツケ1wb.jpg

矮性サルスベリの実と水仙の葉。
雪サルスベリwb.jpg

レンガの小径は雪解けが楽しい。
雪小径wb.jpg

このニホンズイセンは辛うじて雪に耐えました。
大抵は花茎が折れてしまいます。
スイセン雪wb.jpg
ナツロウバイの大きな果実にも結晶のような雪が載っていました。
雪ナツロウバイ実wb.jpg

これは?
ナツロウバイの小枝に載った結晶のような雪。
ただそれだけ。
雪ナツロウバイwb.jpg

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138タワーパーク [庭の外]

  は つ は る の お 慶 び を 申 し 上 げ ま す。  2017.1.1.

138タワー中央アルプス2wb.jpg

これは昨年12月15日の午後、138タワーパークの展望台から写した中央アルプスです。
この公園は夕菅の庭から約4kmの木曽川のほとりにあります。
メインの施設はタワー「ツインアーチ138」。
その高さは一宮にちなんで138m(いち→1、み→3、や→8)。
タワーは高さの異なる2本の双曲線アーチと、中央のエレベーターシャフトが「木曽三川の雄大な流れ」を象徴するように設計されました。
展望台は100mの高さにあり、一周すると360度の大パノラマが楽しめます 。
ツインアーチ138wb.jpg

エレベーターを降りると西側に出ました。
南西に横たわる山影は多度山・養老山系。
さらに奥に鈴鹿山系が重なっているそうです。
多度山養老山系wb.jpg

続く伊吹山はこの冬はまだ積雪が少なく、勇姿が見られません。
真下にあるのは一宮市体育館、その奥がラグビー場です。
その間を高速道路(東海北陸自動車道)が貫いています。
伊吹山2wb.jpg

眼下には広大な無料駐車場。
休日は満車になりますが、平日はガラガラです。
木曽川の堤防沿いに一宮市から犬山市に続く18mのサイクリングロードが完成。
パーキング・西wb.jpg

広い川幅。左は愛知県、右は岐阜県です。
右上は岐阜市の市街地。
岐阜市街wb.jpg

岐阜市にある標高329mの金華山、その頂上に小さく見えるのが岐阜城です。
(どれも画面をクリックすると大きくなります。)
岐阜城2016-1wb.jpg

木曽川の中州にあるのは川島町(岐阜県各務ヶ原市)。人口約1万人。
画面中央にある円いものは?
北陸自動車道wb.jpg

円いものは観覧車でした。
ここは138タワーパークから約1kmの河川環境楽園。
世界淡水魚園水族館もあります。
国営公園エリアには木曽川水園と自然発見館 があり、植物や野鳥も多く散策に良い所です。
観覧車wb.jpg

北側の真下を見たら、このタワーの影が映っていました。
川島町が続いています。
北wb.jpg

御嶽山 標高3,067m。
2年前の大噴火の後、木曽川の堤防からでも噴煙が見える日がありました。
御嶽山 201612wb.jpg

続いて現れるのが中央アルプス(トップの写真を再掲します)。
伊那谷と木曽谷に挟まれた約100mの山脈を木曽山脈=中央アルプスと言います。
最高峰は木曽駒ヶ岳(2956m)。
138タワー中央アルプス2wb.jpg

さらに東へまわるとなだらかな恵那山が構えていました。
標高2,191mで木曽山脈の最南端。
恵那山wb.jpg

南は広い広い濃尾平野。
逆光でガラス越しのため写真がまともに撮れず残念ですが、名古屋駅前の高層ビルが見えます。
名駅wb2.jpg

年末に突然97歳の母が倒れて緊急入院、脳梗塞でした。
直前まで少数ながら書道のお弟子さんを指導し、依頼された書も書き上げてありました。
その後病院までの50kmを往復、ブログの更新もできず、新年を迎えました。
元旦からは息子一家が来て、5才と2才の孫達とこれまたうれしい悲鳴のお正月でした。
孫達はこのタワーパークの子供の遊び場が好きで大はしゃぎ。
私も術後のリハビリも兼ねて今年はこのパークや河川環境楽園にも出かけたいと思っています。
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ハナアブ [昆虫]

伊吹おろしの季節になりました。
冬枯れの庭を歩いてもブログに書きたいものが見つかりません。
思い切って未整理のファイル「ハナアブ」を開きました。
予想通りの難航の末、なんとか名前を付けて公開することにしました。
間違いがありましたら、お教えいただけましたら幸いです。

「ハナアブ」
 花虻  ハエ目ハナアブ科に属する昆虫の総称
 日本では89属400種は分布するのではないかと推定され、世界では188属約6000種が記載されているそうです(Wikipedia)。

庭で撮ったハナアブに名前を付けて並べてみます。
(体長は測っていませんのでネット情報から拝借しました。)

ヒメヒラタアブ♂(花はシュウメイギク)
日本のヒメヒラタアブはかってはキタヒメヒラタアブと称されていたのに、近年ミナミヒメヒラタアブと判明したそうです。
体長8〜9mm、腹部が細長くこの中では最も小さいヒラタアブです。
これは複眼が接しているので♂、♀は腹部が少し膨らんでいます。
胸部は銅黒色、周りの黄色が鮮やかです。
白雪ゲシ・ヒメヒラタアブ♂1wb2.jpg

ホソヒラタアブ(1)♂(セアノサス)
庭で最もよくみられる小型種です。体長約11mm。
赤っぽい大きな複眼。胸部は銅金色で縦に線条が入っています。
腹部は細長く平らで黄色、そこに黒色の太い帯・細い帯が組み合わさった縞模様が鮮やかです。
ヒラタアブ♂・セアノサス1wb2.jpg

ホソヒラタアブ(2)♂(シラユキゲシ)
腹部の縞模様には個体差があり、これはオレンジ色が目立ちます。
複眼が左右接しているので♂です。
花から花へホバリングしながら、蜜や花粉を求めて飛び交います。
白雪ゲシ・ホソヒラタアブ♂wb2.jpg

ホソヒラタアブ(3)♀(ロニセラ・タタリカ・ロゼア)
腹部の横縞模様が多く、黄褐色・クリーム色・オレンジ色など複雑ですが、これもホソヒラタアブでしょうね?
ヒラタアブ♀2013wb.jpg

ホソヒラタアブ(4)♀(サクラタデ)
腹部の黄色の帯の中央に黒色が入って、左右に分かれています。
サクラタデ・ホソヒラタアブ2wb.jpg

ホソヒラタアブ(5)♀(葉の名前は不明)
複眼が離れているのが明瞭。
これも腹部の黄色の帯が左右に分かれています。
ホソヒラタアブ2011wb.jpg

ホソヒラタアブ(6)(チコリ)
♀の顔。短い触覚!(役者さんの顔を連想しました。)
チコリホソヒラタアブ雌wb3.jpg

シマハナアブ(1)(ナバナ)
体長約12mm。
頭部に2本の灰白色の帯、腹部は一対の三角班と4本の白い横縞があリます。
シマハナアブ3wb2.jpg

シマハナアブ(2)(シュウメイギク)
上の画像に比べてずんぐりしていますが、白い横縞が鮮明ですからこれもシマハナアブでいいかと思います。
シマハナアブ4wb2.jpg

ナミハナアブ(ラッパスイセン)
体長14~16mm。
全体に黒っぽく、黄褐色の毛で覆われています。
腹部の橙色の大きな三角斑が特徴です。
ナミハナアブとの鑑別が難しいことがありますが、まずは体長がより大きい。
ナミハナアブ2012-1wb.jpg

アシブトハナアブ?(ミズナ)
体長12−16mm。
胸部に2本の黄褐色の縦縞、腹部には1対の黄色の三角班があります。
この画像では三角班の色が薄くはっきりしませんが.......。
アシブトハナアブ・ミズナ-?wb3.jpg

キゴシハナアブ(ツバキ)
体長9〜10mm。
全体に黄褐色で胸部に大胆な4本の黒い縦縞があります。
腹部第1・2節が黄色いことで黄腰と命名されたようです。
斑点のある黄色い複眼が特徴ですが、この画像では見にくいですね。
キゴシハナアブwb2.jpg

オオハナアブ(1)(メランポジウム)
体長14~16mm。
オオハナアブとはいえ、体長はナミハナアブと同じくらい。
でも全体に太くて円っこく、上半身が黒いので大きく見えます。
腹部に巾広の橙色の帯があるのが特徴です。
オオハナアブ1wb.jpg

14 オオハナアブ(2)(シャクヤク)
真っ黒い毛むくじゃらの脚も特徴に上げてよさそうです。
複眼の模様も独特のようですが、この画像ではわかりません。
オオハナアブ2012-1wb2.jpg

「ハナアブ」を整理しようと思い立ったのですが、昆虫は花よりなお大変でした。
花に集まるハナアブたちは送粉の役目を担う上、幼虫はアブラムシを捕食する益虫です。
花を撮るときハナアブが飛んでくると一緒に写したくなります。
しかし幼虫はやはり近縁のハエと似ていて生活排水や汚水に生息し、「オナガウジ」とも呼ばれます。
幸い(?)まだこの庭では幼虫にお目にかかっていません。
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ツルヤブコウジ [花木(冬)]

ツルヤブコウジ
   サクラソウ科ヤブコウジ属(←ヤブコウジ科)の常緑小低木

軒下の一隅に拡がったジュズサンゴがまだ少しばかり赤い実を残したまま紅葉しています。
その陰に大きな真っ赤な実を発見!
ジュズサンゴや落ち葉を除けると赤い実がここにもここにもと現れました。
ツルコウジ1wb.jpg

2010年の晩秋、アイビーを撤去した軒下に園芸店で購入した苗を植えました。
年末には艶やかな葉と真紅の実が楽しめました。
しかし、この植物のラベルが見当たりません。
ヤブコウジ(Ardisia japonica )の園芸種?
ツルコウジ20101231wb2.jpg

その後は隣に植えたジュズサンゴの陰になって目立たぬ存在になっていました。
今期、久方ぶりに見る葉は6年前とは異なり黄色っぽく一部では紅葉も見られます。
紅い実も房状にはならず、1〜2個づつぶら下がっています。
しかし、消え入りそうなヤブコウジとは異なり、逞ましい印象です。
ツルコウジ2wb.jpg

葉には大きな鋸歯があり、葉の幅が広い。茎は直立せず横に這っています。
ヤブコウジの鋸歯はもっと細かく、葉は細長い。
検索すると近縁種「ツルコウジ(Ardisia pusilla )」が見つかりました。
しかし、山地に自生するというツルコウジの画像を見るともっと華奢な感じです。
一体、これは何者でしょう?
ツルコウジ3wb2.jpg

果実の直径は7〜9mm。ネット検索するとツルコウジは5〜8mmです。
ツルコウジ2015wb2.jpg

5裂した萼が残っています。
ツルコウジ実2萼wb.jpg
さらに検索すると「ツルヤブコウジ」・「中国ツルヤブコウジ」が見つかりました。
ヤブコウジやツルコウジのように在来種ではなく、中国原産。
まさしくこれです!やっと納得できました!

花は2014年6月に撮っていました。
花冠にはそばかすのような褐色の斑点があり、5裂して先端は後ろへ反り返っています。
茎には細毛がびっしり。
茎の細毛はヤブコウジにはなく、ツルコウジにはあります。
ツルコウジ花5wb.jpg

花の裏側。
淡いピンクに染まった5裂の萼が美しい。
ツルコウジ2140615-1wb.jpg

蕾にもそばかすがいっぱい!
ツルコウジ花1wb.jpg

画像を拡大すると中心に雌しべ、その周りを取り囲む尖った葯(雄しべ)が5枚。
属名Ardisia はギリシャ語で「矢または槍の先端」を意味する「Ardis」からつけられたそうです(植物の世界:6-28.朝日新聞社)。
ツルコウジ花4upwb.jpg

長く突き出た雌しべ。これは果実になっても残っています。
そばかすは花弁のみならず萼や花柄にも。茎には長い毛が密生。
ツルコウジ花6wb.jpg

この年はこんなに花が咲いたのに果実を観察しなかったことが悔やまれます。
ツルコウジ花4wb.jpg

ツルコウジの葉は光沢が無く両面に長い軟毛があり、長さ3cmくらいだそうです。
この葉には毛は無く光沢があり、大きい葉は長さ7cmもあります。
ツルコウジ花3wb2.jpg

葉の表面。毛はありませんが点状の突起があって触れるとザラザラします。
ツルコウジ葉表2wb.jpg

裏面にも明らかな毛は認められません。
ツルコウジ葉裏3wb.jpg

直径9mmの大きな実を2つ採ってまずは味見。
紅い外果皮を取除くとみずみずしいピンク色の果肉が現れました。
口に含むと............不味い!急いで口をすすぎました。
果肉を洗い落とすと直径6mm、縦に縞模様のある大きな種子が現れました。
これはマンリョウ(Ardisia crenata) の種子とよく似ています。
ツルコウジ種子wb.jpg

ヤブコウジも植えてあったのですが隣のタイワンホトトギスに負けて消えてしまいました。
写真はこの2007年のピンボケ1枚しか残っていません。
和名は薮に生える「柑子(こうじ...ミカン類)」の意味だそうです。
ヤブコウジ200wb2.jpg

先日園芸店でもヤブコウジが見つからず「斑入りヤブコウジ」を購入してきました。
ヤブコウジは万葉集にも「山橘」と詠まれ親しまれた植物です。
江戸〜明治の頃には斑入りの品種が多く作られ、有名品種はべらぼうな値段で取引されたそうです。
別名「十両」のヤブコウジがセンリョウやマンリョウより高価だったとは愉快ですね。
斑入りヤブコウジ1wb.jpg


        学名       分布           特徴
ヤブコウジ Ardisia japonica 北海道・本州・四国・九州  葉の鋸歯が細かい
  藪柑子          朝鮮半島・台湾・中国    葉も茎も無毛
                        
ツルコウジ Ardisia pusilla  千葉以西の本州・四国・九州から 葉の鋸歯が荒い
  蔓柑子         南西諸島・中国・フィリピン    葉も茎も有毛

ツルヤブコウジ       中国            葉の鋸歯が荒い
   蔓藪柑子        (園芸品種)        葉は無毛・茎は有毛
                        
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イセリアカイガラムシ (別名 ワタフキカイガラムシ) [昆虫]

イセリアカイガラムシ (別名 ワタフキカイガラムシ)
   カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科ワタフキカイガラムシ科
    学名:Icerya purchasi Maskell
   原産地:オーストラリア 日本には明治40年代に苗木について侵入。

庭隅に自生したナンテンが同じく自生したヤツデと競い合って大きくなりました。
今年も赤い実をつけましたが、いつもヒヨドリに食べられてしまいます。
ボケた白い部分はヤツデの花です。
ナンテン2016wb.jpg

ナンテンの葉の一部が紅葉、茎も赤く染まっています。
そこに白く輝くのは?
..........大嫌いなカイガラムシ!!!
カイガラムシ成虫2-2wb.jpg

よく見るとあっちにもこっちにも!
大きさは数ミリ、5〜7mmくらいのものが多い。
カイガラムシ成虫3wb.jpg

こんなに大きいのもいました。
体長1cmくらいあります。
カイガラムシ成虫1wb.jpg

これは脚のような突起や長短の繊維が不規則に飛び出しています。
カイガラムシ成虫4wb.jpg

今までカイガラムシを見つけると小枝などでこそげ落としていました。
今日はいざ、対決!
枝ごと切ったものを室内に持ち込み、ひっくり返して腹側を見ました。
白いワックスで覆われた虫体の腹側に小さな赤い虫が3匹。
? ? ?
カイガラムシ子虫1wb.jpg

ネットで検索するとカイガラムシの白い部分は卵嚢(らんのう)と。
この薄気味悪い虫の内部を見るにはどうしたらいいのでしょう?
まずピンセットで後部を挟んで引っ張ってみました。
すると思いがけないことに下半身が容易に離れ、繊維の中には赤い粒々がびっしり!
ワックス製のマントの下に真綿に包まれた卵があったという感じです。
カイガラムシ卵1wb.jpg

上の方を確認します。
まさしく卵です。長細い赤い卵が細かい繊維に包まれていました。
卵の長さは1mmもありません。
カイガラムシ卵2wb.jpg

下の方はまるで卵に手脚が付いているかのよう。
孵化したばかりの幼虫でしょう。
1対の触覚と3対の脚が昆虫であることを証しています。
上の腹側の画像にいた赤い虫も卵嚢から出たばかりの幼虫だったのでしょう。
カイガラムシ卵1-3wb.jpg

こんなゴミのようなものが幼虫。
白っぽい分泌物やクモの糸のような繊維が認められます。
カイガラムシ幼虫3wb.jpg

さらに亀の甲羅のような形になります。
上からは脚は見えず、全周から白い細い繊維が突出。
幼虫は歩いて移動し、茎に固着して口吻を差し込み篩管から養分を吸います。
この時過剰な養分でワックスに覆われた卵嚢を形成。
カイガラムシ幼虫1wb.jpg

若い成虫。
カイガラムシ幼虫5wb2.jpg

またイセリアカイガラムシは吸引した過剰の糖分を排泄します。
これは甘露と呼ばれ、アリの大好物です。
この水滴も甘露?
甘露wb.jpg

成熟した虫体は左側の赤っぽい部分。
眼のような丸い部分は甘露かと思われます。
右のワックスでできたスカートのような部分で産卵、孵化という雌だけの単為生殖が行われています。
稀に翅のある雄も出現するようですが日本ではほとんど観察されていないそうです。
カイガラムシ成虫2wb2.jpg

ミカンの枝にびっしり繁殖したイセリアカイガラムシ。
この庭ではミカン、ナンテン、ハギ、ユキヤナギ、ボタンによく発生します。
カイガラムシ2012-2wb.jpg

今まで敬遠していたカイガラムシをやっと記事にしました。
天敵はベダリアテントウ。この導入で最近は日本のイセリアカイガラムシは減少しているそうですが、この庭ではべダリアテントウを見たこともなく、まだまだカイガラムシが多発して悩まされています。
無農薬を保つにはやはり手動で取るしかありません。
この際、ビッシリついた枝は切除。
散発の場合は袋を受けて落とし、袋のまま処分すべきですね。
虫体は口吻だけで枝と繋がっていますから、虫を潰さなくてもいいのです。
ただし葉裏の小さい幼虫は見逃し易いので要注意です。
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