So-net無料ブログ作成

フジバカマ [草花(秋)]

フジバカマ (藤袴)  
 キク科ヒヨドリバナ属の多年生植物

フジバカマは古来、秋の七草として有名な花です。
秋の七草は万葉集の山上憶良の歌に由来するといわれます。

(万葉集・巻八 1537) 秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)
           かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
(万葉集・巻八 1538) 萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし)
           また藤袴 朝貌の花
(ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ)

庭のフジバカマ。
フジバカマ1wb.jpg
                 
これは正しくはサワフジバカマという栽培種。
今頃販売されているのはほとんどこうした園芸品種 です。
本当のフジバカマはすでに絶滅が心配されています。
その茎の色はこのように赤くはなく、葉を乾燥させると桜餅の葉のような香がするそうです。
葉は深く3裂するのが特徴。でも花はもじゃもじゃ、どうなってるんでしょう?
フジバカマ花葉wb2.jpg

こんな時はツボミや花の咲始めから見た方が理解しやすいようです。
フジバカマはキク科ですから、その特徴として数個の小花が集まって頭花(頭状花)を成し、その頭花が多数集まって小さなブーケのように咲きます。
フジバカマめしべ1wb.jpg

5枚の花弁が合わさった筒状花から2裂しためしべがのびてきて開きます。
フジバカマめしべ2@wb.jpg

小花の筒の中では成熟したおしべがめしべのまわりを取り巻いていて(茶色の線状に見える部分)めしべが出てくるとき花粉が付着します。
フジバカマ上1おしべ2wb.jpg

出揃っためしべを上から見たところ。
フジバカマ上1wb.jpg

めしべが枯れて落ちる頃、花筒の基部を囲んでいた冠毛が開きます。
花の終わりwb2.jpg

綿毛付きの種子の出来上がり。触れるとはらはらと散ります。
種子wb.jpg

フジバカマには蝶が集まってきます。この日は2頭(動物学ではチョウは何匹とか何羽とか数えないそうです)のモンシロチョウが舞っていました。
フジバカマと蝶1wb.jpg

しっかり蜜を吸っています。
モンシロチョウとwb.jpg

でも私が待っているのは………….次の記事に書きましょう。







コメント(2)  トラックバック(0) 

コメント 2

ゴクリ

藤袴、趣のある花ですよねえ。
ほんとにもじゃもじゃでどうなっているのか気になっていましたが、拡大写真でよく分かりました。

フジバカマといえばアサギマダラ。
ユウスゲさんが待っておられるは、この蝶では?

数年前、京都のあるお寺の藤袴のそばにこの蝶を見たことがあります。
めったに見られないようなので感激しました。
by ゴクリ (2009-11-22 12:27) 

yuusuge

ゴクリさん
藤袴のもじゃもじゃ、やはり気になってらしたのですね。
私もこのブログを書きながらだんだんわかったばかりです(笑)。
でもよく晴れた風のない日でないと私では細かい写真は撮れないの
でなかなか仕上がりませんでした。

次なる蝶、わかってしまいましたか!
さすがです!
午後から雨が降ってきました。待ちぼうけももう限度のようです。
by yuusuge (2009-11-22 18:14) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0