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サザンカ [花木(秋)]

サザンカ
 ツバキ科ツバキ属  花期 10月〜4月。
 自生地:壱岐・沖縄・西表・四国・九州。
サザンカは4群に分類され、多くの園芸品婦がある。。
  サザンカ群   一重〜二重 サザンカの自生種にもっとも近い。
  カンツバキ群  八重か獅子 「獅子頭」の系統。
  ハルサザンカ群 一重や八重、千重咲きまで多様。ヤブツバキとの雑種。
  タゴトノツキ群 白色で一重の小輪花。ユチャ(油茶)の系統をひく。

これは11月、和室の前の白色のサザンカが咲きそろった頃の画像です。
カンツバキ群の「富士の峰」に近い園芸品種かと思われます。
サザンカは花期が長くまだ咲いていますが、今頃は散り残った花殻が多く
なってきました。

サザンカの咲く頃wb.jpg

純白八重の花が次々と、よく見ればそれぞれの表情を見せつつ咲き誇ります。
サザンカ1up.wb.jpg サザンカup2wb.jpg
サザンカup3wb.jpg サザンカwb5.jpg

以前、サザンカとツバキとの見分け方を尋ねられたことがあります。
例外もあるようですが、主な見分け方を写真で示してみます。
1)花の散り方 
サザンカは花弁がバラバラと散る。      ツバキはそのままポトリと落ちる。
サザンカ散る2@wb2.jpg ツバキ散る2@wb2.jpg

2)おしべ
サザンカのおしべはバラバラの梅芯型。   ツバキのおしべは茶筅型、基部は筒状。
サザンカおしべwb.jpg ツバキおしべwb.jpg
サザンカのおしべは花弁と共に散らずに    ツバキのおしべは花弁と共に落ち、
残る。中央はめしべ。            めしべだけ残る。
           
サザンカおしべwb.jpg ワビスケ花後2wb.jpg

2)子房の毛
サザンカの子房には毛がある。         ツバキは無毛でつるつるしている。
これが最も例外の少ない特徴のよう。
サザンカ子房1wb2.jpg ツバキの子房wb.jpg

サザンカを漢字で表わすと山茶花。以前からこれは本来「茶山花」ではと疑問に
思っていました。一般にはサザンカをの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」
が訛ったものといわれています。
また中国ではツバキを山茶、サザンカを茶梅といいます。

最近柳宗民さんの「日本の花」の中に「山茶花」は誤りという記述を見つけ共感を
覚えました。すでに17世紀末の「花壇地錦抄」では茶山花になっているそうです。





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コメント 2

なかなか

またまたサザンカとツバキを丁寧に調べられていますね。
’サザンカ・サザンカ・咲いた道~♫’’のたきびの歌で有名なので寒い地方の樹木のように思っている人がいますが、自生の北限は九州にあるんですよ。 

今年は特にToreniaでお世話になりました。良い年をお迎えください。 来年もよろしくお願いします。
by なかなか (2009-12-31 13:55) 

yuusuge

なかなかさん 2009年最後の日に記念のコメント、ありがとうございました。
ブログに載せようと検索してみると、知らなかったことがたくさん出てきます。
もちろんサザンカの北限についてもそうです。
サザンカは佐賀県吉野ヶ里の千石山に、またツバキは青森県男鹿半島の椿山に自生北限地帯があるそうですね。これまではサザンカとツバキはほとんど同じだろうと思っていました。

それからトレニアは長年身近にたくさんあったのに、こんな特異な花とは思いもしませんでした。
なかなかさんに促されてなんとか記事にできました。そしてその後、なかなかさんの追試に感嘆しました。ありがとうございました。
また来年もいろいろ教えていただけますようお願いします。
by yuusuge (2009-12-31 17:17) 

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