So-net無料ブログ作成

ヒルザキツキミソウ (モモイロヒルザキツキミソウ) と スズメガ [草花(夏)]

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
  アカバナ科マツヨイグサ属
   北米原産の多年草  花期 5〜7月

一般に月見草というと黄色い花を思い浮かべますね。
しかし正しくはツキミソウ(月見草)は夜咲く白い花の名です。
そして夜咲く黄色い花はマツヨイグサ(待宵草)の種類なのです。
また月見草とか待宵草と書くと日本の植物のようですが、これらも江戸時代アメリカから渡来した外来植物です。

これら夜咲く花とは別に早朝開花するのがヒルザキツキミソウです。
最近日本で咲いているヒルザキツキミソウの多くはピンクの花ですが白花もあり、白花をヒルザキツキミソウ、ピンクの花をモモイロヒルザキツキミソウと区分されることもあります。
また園芸品種では昼咲き月見草として黄花も販売されています。

昼咲き月見草09wb2.jpg

ヒルザキツキミソウは繁殖力強く、花壇に植えるとたちまち辺り一面に咲き乱れます。

昼咲き月見草06wb2.jpg

花はマツヨイグサ属の特徴を備え、花弁4枚、おしべ8本、めしべの柱頭は4本に分かれ、開くと十文字になります。花径 3〜5cm.

1輪wb.jpg

草丈30〜50cm。葉は濃い緑色で披針形、互生。

側面・葉wb2.jpg

開花した日はおしべはクリーム色。次第に淡褐色になり、花は3日ほどで萎みます。

おしべの色wb.jpg

花弁の下に萼があり、子房に続く萼筒の中に蜜があります。
この蜜は長い吻を持っているスズメガの仲間か、ごく小さな昆虫しかありつけませんね。

つぼみwbL.jpg

ガは夜行性ですが、偶々ある朝、吸蜜中の大きなガを見つけました。

セスジスズメ1wb.jpg

長い口吻を萼筒に差し込んでいます。初めて見る光景でした。
調べるとコスズメというスズメガでした。

セスジスズメ2wb.jpg

受粉すると子房が膨らんで果実になります。

果実wb.jpg

今年ヒルザキツキミソウはミニトマトとレタスの畑の隙間を埋め尽くしてしまいました。
食べ残したレタスはつぼみを付けて立ち上がっています。
右のブルーの花はセアノサス ベルサイユ。

桃色昼咲き月見草とレタスwb.jpg

ヒルザキツキミソウは野生化しているところもあり、殖え過ぎて嫌う方もありますが、手間要らずでピンクの園を演出してくれる重宝な花でもあります。

この周りの通路を通るとズボンに異変が起きます。どうしてでしょうか?
この続きは次回に。







コメント(8) 

コメント 8

satton

本来の白い花のツキミソウは日本の環境に適応できなくて、限られた場所でしか見られないようですね。一度見てみたいと思っているのですが・・・。
by satton (2010-06-21 21:17) 

わんちゃん

yuusuge さん こんばんわ~~

マツヨイグサ属つながりで、
ヒルザキツキミソウはメシベの柱頭が4つに分かれてますが
ウチの近所でオオマツヨイグサのメシベの柱頭が4~8つに分かれているのがありどれくらいの割合でそうなってのか?
みたいなこと、調べたことがありましたことを思い出しました。

ヒルザキツキミソウ、ご近所さんのお庭ででもよく見かけます
ちょっと熱心に見てみますね。
by わんちゃん (2010-06-23 21:49) 

yuusuge

わんちゃん  お帰りなさい。

この辺りではオオマツヨイグサはあまり見なくなりました。
てっきり柱頭は4つに分かれているとばかり思っていましたが、例外があるのですね。
どこかで出会ったら私もそのつもりで見てみます。

ブログにと思うと写真の撮り方も変ってきますね。
いつもわからないことばかりです。また教えて下さい。
by yuusuge (2010-06-24 00:32) 

わんちゃん

>ブログにと思うと写真の撮り方も変ってきますね。
いつもわからないことばかりです。また教えて下さい。

「何とぉ おっしゃる夕菅さん」
お花の仕組みのウンチクにはいつもナルホド×2 ほぉ~~です。

こんな記事がありました。
【わんちゃんの独り言】
http://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/be900f0b1be88d9800e9704ac9b3425e

そよ風のなかで
http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_30ab.html
by わんちゃん (2010-06-26 12:28) 

yuusuge

わんちゃん大先輩様、貴重なコメントありがとうございました。

オオマツヨイグサのめしべの数と子房の室数についてのそよかぜさんとの共同研究の記事、とても興味深く読ませていただきました。

でもたいへんだったでしょう?
実は私も昨年、そよかぜさんに導かれてこのブログに「クマバチの盗蜜」を記事にしました。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2009-06-25

これを書いている間は寝ても覚めてもクマバチ、クマバチ!
とても疲れましたが、実力以上の記事が出来て感謝しました(笑)。

柱頭の数と心皮の数については先日「ヒナゲシとナガミヒナゲシ」で私も観察したばかりですが、それぞれいろいろなんですね。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2010-06-04

ヒルザキツキミソウのめしべの数も調べてみるとよかったですね。
もう花は少なく、雨が多くて今年は無理かもしれません。
ざーっとみるところでは圧倒的に4裂が多そうです。

by yuusuge (2010-06-26 17:47) 

わんちゃん

夕菅さん こんにちわ~~

セスジスズメというスズメガ
去年の8月25日に我が愛車で休憩中のを撮ってました。
名前が???でした
ファイルに名前が付けられました。
アリガトウです。




by わんちゃん (2010-06-30 18:13) 

夕菅

わんちゃん 


セスジスズメって大きくて迫力がありますね。

私もわからなかったのですが、スズメガの1種だろうと見当をつけて



  昆虫エクスプロー http://www.insects.jp/

で、検索しました。

こういうのはまだいいのですが、幼虫はむつかしくて、昨日はスズメ

ガの幼虫らしい大きな芋虫の探索を下記でしました。

縮小画像で検索ー芋虫ー緑色 と入力しましたら、次々とあまりにも
たくさんの画像が出てきて、さすがに気持ちが悪くなりました(笑泣)。

 幼虫図鑑 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/



by 夕菅 (2010-07-01 10:17) 

夕菅


satton さんも白い花のツキミソウをご覧になったことがないのですね。
夕方6時頃から純白の清楚な花が開き、21時頃にはピンク色になり、1夜で萎んでしまうようです。


このツキミソウは日本の野原では育ちにくかったけれども鉢植えでは育ち、1花で600個くらいの種子を残すとのこと、私も、もしも種子を分けていただけたら是非育ててみたいと思いました。



by夕菅(2010-06-22 00:02)


by 夕菅 (2012-09-14 00:56) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。