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ナツズイセン [草花(夏)]

ナツズイセン
  夏水仙 学名:Lycoris squamigera  ヒガンバナ科

8月3日。
あまりの暑さにロベリアやペチュニア「さくらさくら」などが早々と枯れてしまった花壇に、突如大きな花が咲いていました。
ナツズイセン? そうです!
写真で見て一目惚れし、一昨年やっとあるお店で見つけて植えたのに昨年は咲かず、枯れてしまったかと思っていた花です。
庭中、ぱっと明るくなったような気がしました。

夏水仙100804wb.jpg

60cmくらいに伸びた花茎の先に径8cmくらいの淡いピンクの花が数個咲きます。
花はユリと同じくラッパ状で半開。長い雌しべが1本と雄しべが6本。

夏水仙10-2wb.jpg

8月4日8時。
二本の花茎に花は九つ。
(画面をクリックすると大きくなります。)

夏水仙10-6wb.jpg

よく見ると雄しべの形が2種類あります。
左は今朝咲いた花。まだ雄しべから花粉は出ていません。
右は昨日咲いた花。雄しべの先に花粉がいっぱい付いています。
(画面をクリックすると大きくなります。)
おしべ2wb.jpg

左の花の雄しべを拡大しました。
雄しべは長く伸びた花糸とその先についた葯から成り、葯の中で花粉が作られます。ナツズイセンの葯はバナナのような形をし、2個の半葯からなっています。
では花粉はどこから出て来るのでしょう。
おしべ2葯wb.jpg

9時。
真ん中の葯の上部が少し裂けて花粉が見えています。

おしべ3wb3.jpg

10時。
葯は縦に裂けて内側に中の花粉が表に現れました。
まるでリバーシブルの帽子のようです。
おしべ4wb2.jpg

これを後から見てみました。
ボケボケの画像ですが裂開した葯が反転しているのがわかるでしょうか。

おしべ5wb2.jpg

11時。成熟した花粉。
夏水仙10-2花粉wb.jpg

この花は葉と球根(鱗茎)がスイセンに似ていて夏に咲くことからナツズイセンと名付けられました。
中国原産で古い時代に日本に渡来し山野にも自生、ヒガンバナと同じく有毒植物だそうです。
春から茂っていた葉が枯れた8月頃、花茎だけが伸び出して花を咲かせます。
確かにこの春、「こんなところに水仙を植えたかなー」と不思議に思ったことがありました。水仙の葉といっても日本水仙やラッパ水仙とは異なり、つやつやした濃い緑色で、房咲き水仙の葉のようだった覚えです。来春葉の写真を撮って、ここに追加したいと思います。

追記 2011.8.10.
今年もナツズイセンが満開です。
葉の写真を追加することを忘れていました。
巾が広く白っぽい緑色の葉が今年3月27日撮ったナツズイセンの葉です。
右後のやや細くて緑が濃い葉は別のスイセン、手前の白い花はクリスマスローズ。

ナツズイセン葉wb.jpg


コメント(2) 

コメント 2

わんちゃん    

夕菅さん こんばんわ~

お花の色カワイイですね、清楚で控えめなところが好きです

ウチの庭に咲く
ゼフィランサス(ヒガンバナ科)に似てるんですけど、数が圧倒的に違いますね?

http://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/c7837d3516bd04dc916f452b14aa19c7

お花と葉っぱが別々ということで私のblogを思い出しました
http://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/56f3df7ba3ff78824d47bd1ac47a0f4c

み~な どぉ~れもヒガンバナ科
by わんちゃん     (2010-08-09 00:06) 

夕菅

わんちゃんとこのヒガンバナは見事ですね。
赤白揃って咲くと不吉どころかお目出たい感じです。
サンチョ(相思華)のお話や熱いコメントのやりとりも楽しく拝読しました。
ゼフィランサスは私も「タマスダレとゼフィランサス」で紹介しましたが、これもかわいい花ですね。
http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2009-09-29

けれどもこれらゼフィランサスも、もっと普及しているスイセンのいろいろも皆ヒガンバナ科で同じく有毒植物(主成分はリコリンなどのアルカロイド)とは意外でした。

by 夕菅 (2010-08-09 23:25) 

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