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ツキミソウ受難(コスズメとセスジスズメなど) [草花(夏秋)]

ツキミソウ受難(コスズメとセスジスズメなど)

白く清らかな花、ツキミソウについてはすでに2015.5.31.の記事にしました。

ツキミソウ20150711wb.jpg

昨年は種をまいてベランダで育て、その苗を花壇に植えました。
しかし、ツキミソウが咲き始めるのは7時頃。
丁度夕食時間と重なり、ライトとカメラをを持って往復するのはたいへんでした。
そこで今年はベランダの植木鉢で育てることにしました。

昨年は種まき用トレーに種まき用土を使用。
ツキミソウ苗2015-04-29wb-.jpg

今年はお彼岸過ぎに昨年採取した種を植木鉢に直播きにしました。
ところが、発芽少数、発育も不良。
やむなく、発芽していない部分に追加して種まきしたところ、今度はよく生えました。
6月12日、柔らかい葉が茂っています。
シロバナツキミソウ苗wb.jpg

6月24日、えっ? 葉が無い!
完食0624wb.jpg

隣の鉢にいたのは丸々太った大きな幼虫!
この鉢は初めの苗が辛うじて1花咲いて、もう青い実ができています(左端)。
調ベてみると、コスズメ(小雀)の幼虫です! 左が頭。
大きな眼状紋と尾状突起が目立ちます。
一鉢分食べ尽くすと隣へ移動!
よくよく見ると幼虫は他の鉢にもいて合計3匹逮捕しました。
コスズメ幼虫1wb.jpg

さらに、葉の裏にいたのは長い細かい毛が密集した毛虫です。
これはアメリカシロヒトリの幼虫。
毎年オオバボダイジュ・ハナミズキ・サクラにつきますが、草本は初めてです。
この毛虫は触れても痛くも痒くもないので助かります。
アメシロ幼虫wb.jpg

さらに8月3日、植木鉢の緑色が激減していました。
よく見ると葉が全部なくなった茎に茶色の幼虫がいました。左が頭。
コスズメ幼虫茶2wb.jpg

これもコスズメの幼虫のようです。右が頭。
もう食べる葉がない。果実は硬くて歯が立たない?
そして今度の茶色の幼虫も近くの鉢に合わせて3匹いました!
コスズメ幼虫茶1wb2.jpg

9月8日
この鉢は今年最初に蒔いた種から花が咲き、種ができ、それが落ちて発芽した2世。
でも急に葉がみすぼらしくなりました。
よく見ると、うわー! 
ここにまた3匹の黒い幼虫がいるのがわかりますか?
(右の中ほど・左の上部・左の下部。)
セスジスズメガの幼虫3匹wb.jpg

これはセスジスズメ(背筋雀)の幼虫!
黄色やオレンジ色の眼状紋が並んでいます。右が頭。
セスジスズメガの幼虫1wb2.jpg

幾多の苦難を乗り越えて、最後の1鉢の花が今年2度目の花を咲かせました。
深夜には花は淡いピンク色に染まります。
ツキミソウwb062023:34.jpg

9月15日、中秋の名月。
満月wb.jpg

この夜は2輪のツキミソウが咲きました。
5輪期待していたのですが、3輪は明日の分でした。
満月の夜wb.jpg

9月29日、またまたびっくり仰天です。
大きな茶色のコスズメの幼虫が立位で葉や茎を食べ散らしていました!
今度は1匹だけです。
コスズメ幼虫茶3wb.jpg

この他、昨年瑠璃色のカメムシとハムシで紹介したアカバナトビハムシは今年もしつこく付き纏いました。
アカバナトビハムシ2wb.jpg

葉が全部食べられてもツキミソウの硬い果実は残りました。
そして雨が降ると、雨滴散布です! 
ツキミソウ種子2wb.jpg

ヒルザキツキミソウに比べて萼片が丸くて優しい感じです。
左の葉の穴ぼこはアカバナトビハムシの仕業です。
ツキミソウ種子wb2.jpg

最後に過去にこの庭で写したコスズメとセスジスズメの成虫の画像を添付します。

コスズメ−1 羽ばたきながらヒルザキツキミソウの蜜を吸っています。
コスズメwb2.jpg

コスズメ−2 静止してゆっくり吸蜜中。
セスジスズメ2wb.jpg

セスジスズメ
コスズメとセスジスズメでは幼虫の印象はだいぶ違いますが、成虫はよく似ています。
背中中央の2本の白線が特徴です。まさしく背筋。
セスジスズメwb.jpg

今年のツキミソウは波乱万丈でしたが、一鉢は今年2世代目がまだ蕾を持っています。
もうしばらく楽しめそうです。
コメント(14) 

コメント 14

デスタントドラムス

いろいろな幼虫がいるものですね。
わが家にもきっといるのだろうけれど
発見できません。
ツマグロヒョウモンの幼虫だけはずいぶん殺しちゃいましたが・・・

幼虫は苦手です。

葉っぱをくいつくしてひどいですね。
しろばなの月見草はやはり夕刻に咲くのですね。

わが家にある昼咲月見草は強靭すぎてあちこち増えるので
見つけ次第抜くのですが絶えることなく咲いてきます。
白花は宿根しないのでしょうか。
by デスタントドラムス (2016-10-01 18:27) 

夕菅

デスタントドラムス さんコメントありがとうございました。
ツマグロヒョウモンはスミレの大敵、蝶は愛嬌がありますがあの派手な幼虫が庭を歩くのはやはり問題ですね。
私も芋虫大嫌いでしたが、花を助けるためには自分で退治せねばなりません。だいぶ上手になりましたよ。
このツキミソウが白花であるのは夕方から数時間、あとはピンクになります。
またうちでは1年草ですが生育環境によっては多年草だそうです。
原産地のメキシコでは多年草かもしれませんね。


by 夕菅 (2016-10-01 20:29) 

703

中秋の名月の下で白花月見草が咲いて、
素敵なシーンでしたね。
でも開花に到るまでの、これでもかこれでもかという受難。
大変でした! 
月見草の葉は、よほど美味しいのでしょうか?!

by 703 (2016-10-01 23:02) 

エフ・エム

大きな芋虫、毛虫は一晩であっという間に草花を丸坊主にしてしまうので、若いうちに見つけて処分しておかないと大変ですね。うちでは、鉢植えのツタスミレをツマグロヒョウモンの幼虫に完全にやられてしまいました。長年楽しんでいたのですが。
考えによっては、夕菅さんのお庭周辺は、昆虫の栄える豊かな自然があるということかもしれません。
by エフ・エム (2016-10-02 08:36) 

とんちゃん

トップの純白の月見草を見てうるっとしました!
終わり頃はうっすらとピンク色に変わりはかなさもありますが美しいの一言の花なんですね
ガクヘンのスカーフのこともすてきなことばかり
なのに芋虫にやられてなんて気の毒・・・って同情します。
中々大変ですね
キモチワルイ幼虫が何匹もいて駆除の作業を思うと・・・お察しします。
月夜に月見草  ぴったりの場面ですね
美しい花を見るためには日常の大変な手入れなしではできないことがよく分かりました。
by とんちゃん (2016-10-02 15:45) 

夕菅

703さん コメントありがとうございました。
プロのカメラマンでしたら1枚の画像に月と花を入れようとされるかも知れませんが、鉢を持ち上げるのは重いし、姿勢もきついので2枚別々です。
1枚に入った写真を想像していただけるとありがたいです。
去年はスズメガはいなかったと思うのですが、今年は驚きの連続でした。
by 夕菅 (2016-10-02 16:54) 

夕菅

エフ・エム さん コメントありがとうございました。
大型の芋虫の特に終齢幼虫の食欲は凄まじいですね。
3齢くらいまでは緑色で葉や茎と見分けがつかないようです。
ツタスミレ残念でしたね。零れ種発芽もないでしょうか?
たしかに無農薬の庭を心がけてきましたからこんな楽しい(?)観察ができるのですね。
by 夕菅 (2016-10-02 17:12) 

夕菅

とんちゃん コメントありがとうございました。
白花のツキミソウ、気に入っていただいて嬉しい!
この花は外来種なのにマツヨイグサなどのように野草化しなかったわけがわかったような気がしました。
ハムシだけでも次々やってきて大変でしたが、今年の芋虫軍には参りました。
でもお蔭様で10月になってもまだ開花が期待できます。

by 夕菅 (2016-10-02 17:30) 

櫻町 輝夫

我が家では今年5月に数株いただいた苗を大事に育て、花の数をカウントしたら9月末までに196輪咲きました。園芸派の私は支柱を立てて育てたら身長が80センチに達し、まだ少し蕾があります。更に6月半ばに蒔いた種から育った2世も咲き始め、200輪達成は目前です。
本当に楽しませていただきました。来年は虫に気をつけます。
by 櫻町 輝夫 (2016-10-02 18:11) 

花咲かばあば

災難?それとも幼虫との出会いを楽しめて?やはり会いたくないですね。幸いにも、うちのツキミソウは災難に会っていません。
本数が多いということも、ねらわれやすい原因かもしれませんね。
この大食漢には閉口ですね。
うちは、葉っぱの枚数も少なく、細々ながら、この夏もよく咲きました。
去年の株に花がよくつきました。朝、、カーテンを開けると、あら夕べも咲いたと残念に思うことです。雨滴散布もジョウロで水をかけて、孫と楽しみました。

by 花咲かばあば (2016-10-02 19:39) 

夕菅

櫻町 輝夫 さん コメントありがとうございました。
支柱を立てて育て、花の数を毎日記録されているのですね。
ツキミソウが大切にされていることがわかります。
野に置けば絶滅したかもしれないツキミソウも、こうした愛好者の間で大切に育てられてきたのでしょうね。
どうぞ、来年はこんな虫の被害に合わぬよう、早期発見なさってください。

by 夕菅 (2016-10-02 21:57) 

夕菅

花咲かばあば さん コメントありがとうございました。
わざと昆虫の幼虫を待っていたわけではありません。
こんなに偶然が重なるものかと驚くと共に、あ、この次のブログネタ(笑)。
昨年ツキミソウの肩越しに満月を撮られましたね。
あんな写真を撮りたかったけど無理でした。
お孫さんと雨滴散布の観察、いいですね〜。
やはり2年草ということでしょうか? 来年咲いたら多年草?
うちでは昨年花壇にたくさん咲いたのに、今年は皆無でした。
by 夕菅 (2016-10-02 22:15) 

多摩NTの住人

いやあ、すごい観察日記でした。でも花がちゃんと咲いて良かったですね。種もたくさんできていますね。
by 多摩NTの住人 (2016-10-03 15:43) 

夕菅

多摩NTの住人 さんコメントありがとうございました。
まるで害虫の見本市のようですね。
芋虫は見るも気持ち悪いっておっしゃる方が多いのに(すみません)。
本当に最後にまた花が見られたのが救いでした。
お教えいただいた雨滴散布、お蔭様でまた見られました!
by 夕菅 (2016-10-03 22:20) 

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