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マンサク(園芸品種)  [花木(春)]

マンサク
 満作  マンサク科マンサク属の落葉性小高木

早春の花、マンサク。 
マンサクの命名は花が葉に先立って「まず咲く」からとか、花数が多いことが「豊年満作」に通じるからなどの説があるようです。

2015年3月、園芸店で「マンサク」の苗木を見つけました。
 マンサク20150306-2wb.jpg

花は満開というより終盤の頃でしたが、その魅力に負けて購入してしまいました。
マンサク20150306-4wb.jpg

葉の展開に先立って咲くとは然り、まだ若芽は固い。
マンサク20150306-3wb.jpg

この年は、花の構造は来年見ましょうということで終わりました。
マンサク20150306-5wb.jpg

ところがどうしたことでしょう。
育てやすいはずのマンサクが昨年も今年も満作にならないのです。
今春も数花づつ、数カ所に咲くばかりです。
マンサク20170315wb.jpg

花は丈夫な萼に包まれています。
せめて今年は少ない花をよく見ることにしましょう。
マンサク蕾2016-2wb.jpg

3月5日、萼が開いて黄色の縮れたリボンのような花弁が展開し始めました。
マンサク2017-3wb.jpg

4枚の萼の内側は赤褐色、小さい花のように見えます。
マンサク葯未開2wb.jpg

花弁の長さは約1.5cm。縦に筋が入っています。
マンサク2017-1wb2.jpg

花弁4枚、中央に先端が2裂した雌しべ、その周りに4本の雄しべ。
雄しべのうち、下の雄しべの葯は未開、上3本の雄しべの葯は、丸窓を開けるように両側に開いています。
マンサク葯1wb.jpg

上3本の雄しべの葯は全開して花粉が飛び散っていますが、まだ左下の葯は開いていません。
マンサク花弁wb2.jpg

葯が全て開き、花粉も散り終えた花。
マンサクには花弁の内側に仮雄しべがあるようですが、なかなか見つかりません。
マンサク仮雄しべ?wb.jpg

室内でカメラの位置を変えながら接写してみました。
その1枚に花弁の奥に緑色がかった光沢のある隆起が4つあるのを見つけました。
これが仮雄しべだと思います。蜜を分泌しているようです。
葯は全開。
マンサク仮雄しべwb2.jpg

花弁を4枚、雄しべを2本取り除きました。
花弁の位置に緑色の棍棒状のものが3つ見えます。
これが仮雄しべ。4本あるはずですが、もう1本は?
右の花弁の下端に付いていました!
ネット検索で見た仮雄しべはマルバマンサクは暗赤色、アテツマンサクは黄緑色でした。
園芸品種はそれぞれ仮雄しべの色が違うと楽しいですが、確認できなくて残念です。
マンサク仮雄しべ5wb.jpg

2016年4月16日  若葉がとてもきれいでした。
やはり、同じくマンサク科のトサミズキの葉に似ています。
マンサク葉1wb.jpg

葉は互生し、先端がやや尖った倒卵形。
マンサク葉2wb.jpg


日本に分布する主なマンサク
 マンサク Hamamelis japonica 本州、四国、九州に分布。
 アテツマンサク 中国地方、四国に分布。萼まで黄色。
 マルバマンサク 本州の日本海側から北海道に分布。葉の上半分が半円形。
   この中にアカバナマンサクやニシキマンサクなどの品種あり。
 シナマンサク Hamamelis mollis  中国原産。
   マンサクより大きい花が枯葉が落ちずに残ったままで開花。葉も大型で毛深い。
 
マンサクの園芸品種  Hamamelis x intermedia
 日本のマンサクとシナマンサクとの交配種。

 ‘アーノルド・プロミス’  Hamamelis x intermedia ‘Arnold Promise’ 濃黄色
 ‘パリダ’ Hamamelis mollis ‘Palida’ 濃黄色
 ‘ディアン’ Hamamelis x intermedia ‘Diane’ 濃赤銅花
 ‘エレナ’ Hamamelis x intermedia ‘Jelena’ オレンジ色

 この他にもまだたくさんの園芸品種があります。
 神代植物公園や武蔵丘陵森林公園 にも植えられているようです。
 この庭のマンサクも園芸品種だと思われますがラベルは付いていませんでした。
  来年こそは豊年満作の花が見られますように。



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早春の草花 2017 [草花(春)]

早春の草花 2017

もたもたしているうちにラッパスイセンの蕾が膨らんできました。
私の庭ではラッパスイセンは本格的な春の到来を告げる花です。
昨年は2月末まで病室にいて早春の草花が見られませんでした。

今年の一番乗りはやはり「スノードロップ」。
暖かい地方では年末から咲くようですが、この庭では2月の花です。
スノードロップ2017−1wb.jpg

ほんとうに雪の妖精のよう。
スノードロップ2017−2wb.jpg

続いての登場はフクジュソウ
柔らかい葉は初め濃褐色を帯びています。
フクジュソウ1wb1.jpg

2013年にいただいた大株が今年は20輪くらい咲きそうです。
3月になると葉はほぼ緑色。
フクジュソウ2017-3wb.jpg

フクジュソウというと今までは真上からの輝く花姿を撮ってきたようです。
でも年のせいでしょうか、今年は花弁の裏面の細い褐色線条に見とれました。
フクジュソウ2017-5wb.jpg

今年は2輪しか咲かないコシノコバイモ
でもこの花と葉の渋い色合いは花の骨董品。
コシノコバイモ2017−1wb.jpg

雪割草はキンポウゲ科ミスミソウ属。
日本にはミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウが自生します。
園芸店では主にオオミスミソウから生み出されたたくさんの品種が「雪割草」として流通しています。
地植えのピンクの雪割草はまだ小さな蕾です。
新たに加えた2種は鉢に植えたため早くも満開、特に紫色の株は生育良好。
スハマソウ紫wb.jpg

これら2種はともに雄しべから花粉を出しています。
最近の新種では雄しべが退化したり、弁化して八重になったりしているようです。
スハマソウ紫2wb.jpg

白の花弁の方は葉の生育が悪く3輪しか咲いていません。
ミスミソウ白2wb2.jpg

これは大型ヒメリュウキンカ。とにかく元気で明るいのが取り柄です。
従来のヒメリュウキンカはまだ咲きません。
ヒメリュウキンカ2017wb.jpg

これはこれは!
ニホンスイセンの根元に自生した白花のオキザリス
その周りに青く光るのはオオイヌノフグリ。
可愛いからもう少し咲かせておきましょう。
オキザリスW2017−2wb.jpg

オオイヌノフグリはオオバコ科クワガタソウ属。
華奢な雌しべの両脇に太めの花糸の雄しべが一対、真ん中に蜜があります。
オオイヌノフグリ2014-1wb.jpg

今年は今ひとつ物足りません。
昨年私の留守中に咲いたセツブンソウの鉢に花が見られなかったのです。
出たのは1枚づつの葉のみ。
セツブンソウ葉2017wb.jpg

ネット検索にて近くの河川環境楽園に咲いていることがわかり行ってきました。
車で行って写して帰るまで1時間足らず、良いところを見つけました。
セツブンソウ2wb1.jpg
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