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イタチ侵入 [庭便り(秋)]

イタチ侵入

今年の秋は短く早くも伊吹おろしの季節の到来です。
このところ多忙続き、さらにパソコンの不調でブログの更新が遅れました。

まずは今年のイタチの報告をです。
イタチについては前に2回記事にしました。
 2010. 9.11.「イタチ出現
 2015. 8.14.「チョウセンイタチ

これは2015年に庭に来たイタチです。
日本固有種のニホンイタチではなく、外来種のチョウセンイタチだと思います。
イタチ11wb2017.jpg

10月の初め頃から深夜天井に怪しい物音! 
どうもネズミの足音ではなくもっと大きな動物のもののようです。
ネットで調べるとアライグマ、ハクビシン、イタチが怪しいと。
音がするのは築50年の古い建物の天井。どこから入ったのでしょう?
点検すると床下通気口の鉄の棒の先が右2本欠けていました。
(この写真では見難いですね。)
ここにステンレスの網を張ってもらって、もう安心。
イタチ侵入口2wb.jpg

と思ったのも束の間、2〜3週後からまた時々同じような音が聞こえ始めました。
再度見てもらうと、何と今度はコンクリートの接ぎ目に穴が空いていました。
イタチ侵入口wb1.jpg

39年前、新築と既存の建物を接続した部位です。
ここは初めの修理の時には穴はなく、侵入口を塞がれたイタチが割れ目を引っ掻いてコンクリート片を落とたのではないかと疑われます。
下のタイルの幅は10.8cmですから、穴はイタチが辛うじて入れるくらいの大きさです。
イタチ侵入口wb2.jpg

イタチが中にいるまま閉じてはたいへんですから、天井の改口を開けて蚊取り線香を焚きました。
天井裏にいる動物を追い出してから閉じるという想定です。
その後左官屋さんにきれいに修復していただきました。
補修後wb.jpg

2015年の記事にイタチの被害に遭われた方から警告のコメントをいただいていました。
それが今年は現実になってしまったのです。
災難ではありましたが、まだ巣ができていなかったことが幸いでした。
夏は暑さを避け軒下などに穴を掘ってねぐらにするそうです。
それらしき穴も確かにありました。
今年も子連れのイタチを見ましたから、ここで育ったのかもしれませんね。

庭の花も少なくなりました。
晴天の日に眩しく映えていたヤツデとナンテン。
ヤツデwb.jpg

今年のドウダンの紅葉はまあまあというところでした。
ドウダン紅葉2017wb.jpg

早くも咲いたワビスケ。
ワビスケW2017−1wb.jpg

ピンクのワビスケはやや小柄ですが、花数は白に負けないほどです。
これからお正月まで明るく彩ってくれることでしょう。
ワビスケP2017−1wb.jpg
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秋の庭 2017(サクラタデ・ ルリタテハなど) [庭便り(秋)]

秋の庭 2017
今年は秋空が少なく、今日はもう真冬のような寒さです。
このところ多忙な日々で庭の手入れも怠りがちですが、それでも花は咲く!
嬉しいことです。

サクラタデ
昨秋、増えすぎたサクラタデを使わなくなった駐車場に移植しました。
思ったより勢いよく増え、たくさん花が咲きました。
後の白い花はヤノネボンテンカ。
サクラタデ2017-4wb2.jpg

台風にも倒れず、健気に咲いています。
サクラタデ2017-12wb.jpg

満開の花にヒメカメノコテントウを見つけました。
サクラタデ2017-6wb.jpg

花被から突き出しているのは雌しべです(長花柱花)。
これについては2014年のブログ「サクラタデ」に書きました。
サクラタデ13wb.jpg

ルリタテハ
青花のタイワンホトトギスがまた虫に食べらています。
恐る恐る覗くとやはり大きな幼虫が見えました。
ルリタテハ幼虫3wb.jpg

このイガイガの毛虫はルリタテハの幼虫です。
間も無く蛹になる頃かと思います。このまま放置しましょう。
ルリタテハ幼虫1wb.jpg

その後次々と4個の蛹を発見。
蛹を外して室内で羽化させようか、迷った末このまま経過観察することにしました。
ルリタテハ蛹4wb.jpg

10月12日、羽化直後のルリタテハを見つけました!
開張したところを獲りたい、でもいつもあっという間に飛び立ってしまいます。
ルリタテハ羽化2wb.jpg

何とかルリ色がカメラに残ったったのはこの1枚のみでした。
ルリタテハ羽化3wb.jpg

実は2009年にルリタテハの幼虫を飼育したことがあったのです。
これはその時;羽化したルリタテハの成虫です。
ルリタテハ2wb3.jpg

ルリタテハに食べられてもこのタイワンホトトギスは強い!
その後もたくさん花を咲かせました。
アオバナホトトギス1wb.jpg

スイフヨウ
お口直しならぬ、お目直しにスイフヨウを1輪。
スイフヨウ2017−1wb.jpg

スイフヨウは1日花。
今朝咲いた花はまだ純白。昨日の花は濃いピンクです。
スイフヨウ全wb.jpg

白い花は昼頃にはピンクになり、昨日の花は萎みます。
スイフヨウ紅白wb.jpg

スイフヨウは冬期枝を全部切って幹だけで越冬します。
毎春、太い幹の頭部から枝が伸びますが、この部がかなり傷んできているのです。
昨冬はもう来年の花は見られないかと思ったほどでした。
スイフヨウ2017wb.jpg

タニガワコンギク
通路の足元に輝いていたのはタニガワコンギク。
タニガワコンギク2017-1wb.jpg
 
この庭も持ち主と同じく老朽化してきました。
その過程も咲く花と共に記しておきたいと思っています。  2017.11.18.深夜


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テイカカズラの最期  [庭便り(秋)]

テイカカズラの最期

植えてから17年になったテイカカズラ、今年は受難の年でした。
テイカカズラについては2017-06-04に記載したばかりです。

ここ数年、夏季に緑色の小さい幼虫が若葉を食べ散らすようになりました。
この幼虫は何かと調べましたが、メイガ?までしかわかりませんでした。
今年も6月中旬、再びテイカカズラの葉が枯れているのを発見。
今度こそ成虫を見つけたいと薄暗い棚の下を覗き込みました。
シロマダラノメイガ5wb.jpg

すると、今まで見たことがない翅模様の小さな蛾が見つかりました。
ネットで絵合わせしてやっとたどり着いたのは「シロマダラノメイガ」。

シロマダラノメイガ 
 ツトガ科ノメイガ亜科
 開張 : 20-23mm
 幼虫の食草:キョウチクトウ科(ガガイモ・キョウチクトウ・テイカズラなど) 
シロマダラノメイガ2wb2.jpg

テイカカズラの葉を凄まじい勢いで食べたのはこの幼虫だったのでしょう。
シロマダラノメイガの翅には墨絵のような大胆な紋様があります。
この紋様はスカシノメイガの翅模様によく似ているようです。
シロマダラノメイガ3wb2.jpg

テイカカズラはキョウチクトウと同じく、毒性のある植物で、枝を手折ると白い汁(有毒)が出ます。
シロマダラノメイガに食べられたものの、テイカカズラも負けていません。
9月にはまたこんなに蔓を伸ばして花を咲かせました。
テイカカズラ201708wb.jpg

ところが9月の台風が去った翌々日、突然テイカカズラの棚が崩れました。
鉄パイプの接合部が1箇所、強風に煽られて外れてしまったようです。
テイカカズラの棚2wb.jpg

斜めになったテイカカズラの棚を下から見ると、蔓と枯葉でマットのようになっています。
テイカカズラの棚3wb.jpg

一番美しかった2012年。
テイカカズラ20120512-1wb.jpg

2015年になると茂り過ぎてシャクナゲも陰になってしまいました。
テイカカズラ20150510wb.jpg

毎年剪定して少しは軽くしてはいましたが、接合部が脆くなり台風に耐えられなかったのでしょう。
この棚を復元するか否か迷いました。
やはり私の年齢ではもう維持が困難です。あきらめて庭師さんに撤去を依頼しました。
テイカカズラの棚1wb.jpg

棚が撤去され、鉄パイプ3本になったところ。
テイカカズラの棚4wb.jpg

パイプもなくなり、シャクナゲが眩しそうです。
テイカカズラの棚5wb2.jpg

株立ちになっていた幹を切り、株元を掘り起こして撤去終了。
テイカカズラの棚7wb.jpg

パイプ棚もろともトラックに載せられました。
17年間、楽しませてくれたテイカカズラとの別れでした。

この棚の上でキジバトが巣を作ったことがありました。
毎朝通るたびに雛と目が合い、「ポッポ、おはよう」と声をかけて通ったものです。
巣離れした幼鳥は私が「ポッポ、おはよう」と言いながら近づいても逃げませんでした。
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9月の庭 2017 [庭便り(秋)]

9月の庭 2017

9月15日、ピンクノウゼンカズラが陽を浴びて輝いていました。
<追加>
オレンジ色の花が咲くノウゼンカズラ(Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属で中国原産、耐寒性があります。
ピンクノウゼンカズラ(Podranea ricasoliana)はポドラネア属で南アフリカ原産、やや寒さに弱いのですが、軒下に植えたせいかそのままで越冬しています。またノウゼンカズラのようなたくましさはなく、手入れは軽い剪定だけです。
ピンクノウゼンカズラ2017wb.jpg

カリガネソウ零れ種で年々増えています。
青い花が風に揺れ秋の到来を告げるかのようです。
後ろの太い幹はリキュウバイ。
カリガネソウwb.jpg

帆掛船のような姿が楽しい。
カリガネソウ2017-2wb.jpg

3年前花友さんからいただいたシロバナサクラタデの花がやっと開きました。
サクラタデは困るほど増えたのにシロバナサクラタデはなぜか咲かなかったのです。
シロバナサクラタデ2017-1wb.jpg

なるほど華奢な花です。
それでも蜜があるのか、小さい虫が入り込んでいます。
シロバナサクラタデ2017-3wb.jpg

サクラタデの花は直径7〜8mm。
しかしシロバナサクラタデは5mm以下。
長花柱花と短花柱花とがあり、これは2本の長い雌しべが飛び出しているから長花柱花。
近くのサクラタデはまだほとんど開花していないので交雑種はできなさそうです。
シロバナサクラタデ8wb.jpg

この葉は5月3日のキレンゲショウマです。
今年こそは綺麗な花が見えますようにと期待しました。
キレンゲショウマ2017葉2wb.jpg

ところが、蕾が膨らみ黄色くなってもなかなか開花しません。
なんとか一花開花したものの下の方の葉はもうムシに食べられ穴が空いています。
キレンゲショウマ2017-1wb.jpg

やっと揃って咲いたものの、花は穴ぼこやシミがいっぱい。
今年もクロウリハムシに惨敗しました。
キレンゲショウマ2017-2wb.jpg

日蔭から植え替えたら勢いが良くなり過ぎた サルビア グアラニチカ。
サルビア グラニチカ2017wb.jpg

アズレアも負けず劣らずの勢い。
アズレア2017-2wb.jpg

花壇中央は這性サルスベリとユーパトリウム(青花フジバカマ)で賑やかです。
矮性サルスベリ2017-1wb.jpg

シモバシラは日蔭の花。

シモバシラの花2017wb.jpg

蹲の下にヤブラン、安住の地を見つけたようです。
ヤブラン2017-1wb.jpg

台風の前に撒いてもらったダイコンも順調に育っています。
今年初めて、種を撒いた上に籾殻を被せたのが良かったかもしれません。
ダイコンの芽2wb.jpg

昨年2月に腰部の大手術を受けてから1年半過ぎました。
昨夏は頑丈なコルセットをつけて暑く苦しい日々でした。
今年はコルセットは無くなったものの、しゃがめないためやはり庭仕事はできません。
この庭は「外出できなくなっても四季折々の花を楽しめるように」と言う思いで造りました。
すでに半ばその状態に近くなり、自分では植え替えや除草ができずもどかしい昨今ですが、自分の脚で庭を巡り花々を撮ることができることをうれしく思っています。l
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秋の庭 2016 [庭便り(秋)]

今年の秋は足早、もう木枯らしの季節になりました。
しばらく雑用続きで落ち着かない日々でしたが、今年の秋の記録を残したいと思います。

まず驚きはこのダンドク。
これは4年前に703さんからいただいた原種のカンナです(記事2012.10.23.)。
毎年種をまいて発芽はするものの冬越し中に枯れてしまうので、昨年は種撒きもしなかったのに家庭菜園に自生、その5株を裏庭に移植したらこんなに茂りました。

ダンドク2019−1wb.jpg

10月下旬、初花開花。
さあ、このダンドク群をどうしたものかと思案中です。
ダンドク2019−3wb.jpg

ダンドクの根元に咲くのはこれまた自生のクロホオズキ
Iさんから苗を頂いて2010年10月24日記事にした時は、萼がわずかに黒いだけでしたが、今年はしっかり黒くなっています。
クロホウズキ2016-2wb.jpg

萼は果実になると黒くなるのかと思っていましたが、蕾の時から黒ずんでいました。
年によって黒くなったり、ならなかったりするのですね。
クロホウズキ2016-3wb.jpg

さてこの花は何でしょう?
ヤノネボンテンカ2016-2wb.jpg
この庭で困るほど増えているヤノネボンテンカです。
その開花の途中でしょうか(2016.11.06.11:34撮影)。
→いいえ、花弁を閉じるところです。夏とは異なる閉じ方ですね(11.11.16:37)

一般に秋のヤノネボンテンカの花は何となく控えめです。
ヤノネボンテンカ朝3wb.jpg

夏季の閉花の際は花弁が雌しべ雄しべを包むように長く巻いて自家受粉を助けました。
ヤノネボンテンカ朝4wb.jpg

風に揺れるセキヤノアキチョウジ
2006年から細々ながら毎年咲く秋の定番です。
セキヤノアキチョウジ2016-1wb.jpg

2007年河川環境楽園のセキヤノアキチョウジが満開との情報を得て見に行きました。
確かにたくさん植栽されて一面に咲き乱れていました。
今年はHPの開花情報を開いても見つからないので、出かけて学芸員の方にお尋ねすると、虫がついて枯れてしまったと。
うちでは毎年咲いているというと驚かれました。
セキヤノアキチョウジ2016-1wb2.jpg

昨年からアキチョウジも仲間入り。
すっくと立ち上がる姿はなよやかなセキヤノアキチョウジと見分けられます。
アキチョウジ2016-2wb.jpg

ハナミズキの下で咲くのは白花のオキザリス。ほどほどに咲いています。
オキザリス バリアビリス/ホワイト)。
オギザリス白2016-1wb.jpg

陽に映えて鮮やかな赤い色が目に飛び込みました。
オキザリス・レグネリー (流通名:トライアングラリス)。
淡いピンクの花が咲きますが、紫色の三角形の葉も楽しめます。
秋色wb.jpg

シュウメイギクは一部に白絹病の被害があったものの殆どが無事でよく咲きました。
できるだけ器量の良い花を探して撮った1枚。
シュウメイギク2016-3wb.jpg

花弁の形も枚数もまちまち。
気ままに気取らず咲く花です。
シュウメイギク016−3wb.jpg

たくさん咲いても邪魔にはなりません。
シュウメイギク2016-2wb.jpg

夕焼けの空にプロペラがゆっくり回っています。
その足元の白い花がシュウメイギク。
(画面をクリックしてご覧ください。画面はどれもクリックすると大きくなります。)
夕焼け2016-1wb.jpg
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秋の庭にて(メヒシバなど) [庭便り(秋)]

秋の庭にて(メヒシバなど) 

台風の後、足早に秋の気配が深まってきました。
ここのシロホトトギスはまあまあ葉も残って見頃です。
左下部にはキンミズヒキが侵入中。
キンミズヒキ2016-3wb.jpg

キンミズヒキの緑色の実の間にメヒシバの穂が見えました。
これは困ります。見つけた時に退治しなければと踏み込んで数本抜去(↓抜去後)。
キンミズヒキ2016-1wb.jpg

近くで見るとまた茎や葉が見えて次々とメヒシバを抜きました。
これを繰り返して一株分終了。
メヒシバ抜去wb.jpg

ふと足元を見ると「わ〜!」。
ズボンにキンミズヒキの実がびっしり付いていました!
キンミズヒキ実2016-1wb.jpg

副萼片の先端がカギ状に曲がっていて、いとも簡単にくっつきます。
キンミズヒキ実2016-2wb.jpg

ズボンを履き替え、キンミズヒキの実を一粒づつ取りました。
キンミズヒキ付着wb.jpg

全部で142粒(笑)。
黒褐色になったものからまだとても小さい実まであります。
こんなに若い実までしっかりくっつくとは思っていませんでした。
キンミズヒキについては2014年に記事にしました。)
キンミズヒキ実2016-4wb.jpg

近くのカリガネソウの花ももう終盤。
キタキチョウが名残惜しげにゆっくり蜜を吸っていました。
カリガネソウ・キチョウ2wb.jpg

寄せ植えの大きな植木鉢からもメヒシバの葉が見えました。
引き抜くとあらら、梅の実です。
茎の先端が実の中へ入っているのかな?
梅の実1wb.jpg

いいえ、違います。
葉腋から出た細い根がウメの実の中に入っているようです。
でも、植木鉢に梅の種があるのはなぜでしょう?
梅の木の下に堆肥場があるのです。完熟して落ちた梅の実はそのまま堆肥になります。
残った種が堆肥に含まれたまま植木鉢に撒かれたのでしょう。
梅の実6wb.jpg

実をペンチで二つに割りました。
梅の実7wb.jpg

さらに2分割。
根は硬い殻(木化した内果皮)に入り込んでいます。
梅の実11wb.jpg

逆さにすると根が殻の中に入り込んでいるのが見えました。
どこまで侵入してるのかな?
梅の実14wb2.jpg

もっと小さく割ったら根が外れて出ました。
たったこれだけ? 
思いの外、あっけない結末!
梅の実16wb2.jpg

今年は白絹病に驚かされましたが、大多数のシュウメイギクはまだ健在でした。
花弁の形はまちまちで素朴な花、しばらく楽しめそうです。
シュウメイギク2016-6wb.jpg
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暖かかった11月の庭 2015 [庭便り(秋)]

今年の11月は、こちらでは平年より2℃ほど高く暖かい日が続きました。
毎年1番乗りのツバキは関戸太郎庵
例年より2週間くらい早く咲き出し、11月中旬にもう満開でした。
ツバキ関戸太郎庵2015-1wb.jpg

満開といっても関戸太郎庵の花は一重の筒咲きで大きくは開きません。
江戸中期の茶人 高田太郎庵から 尾張の豪商 関戸家に伝えられたツバキだそうです。
奥ゆかしく慎ましやか、そしてふくよかな花は茶人にも愛でられたのでしょう。
太郎庵2012-3wb3.jpg

花粉は出ていますが、これくらいまで開くと咲き乱れず落花します。
ツバキ関戸太郎庵-2wb2.jpg

11月28日、クリスマスローズ ニゲルの初花を見つけました。
いつもはクリスマスの頃、こんなに早いのは初めてです。
cローズ2015-1wb.jpg

やはりニホンズイセンも早い! でも一斉にではなく少数派です。
ニホンズイセン2151124wb.jpg

一方、クロホオズキは果実をたくさん作りつつ、未だに花も咲かせています。
クロホウズキ2015-7wb.jpg

驚いたことに2010年と比べて今年の果実は真っ黒です。
クロホウズキ2015-1wb.jpg

ルッコラの種を蒔いたところに一足早くクロホオズキが発芽、畑一面に広がりそうな勢いです。
クロホウズキ2世wb.jpg

同じく自生のポリジは二度目の花が咲きはじめました。
ポリジ2015wb.jpg

このルドベキアも11月に開花。真夏の花。こんなに遅い開花は初めてです。
ルドベキア20151202wb.jpg

草花が育ちにくいハナミズキの根元を覆うのは白花のオキザリス。
これは例年でも11〜12月に開花します。
オキザリス バリアビリス/ホワイトとして記事にしてから4年間放置です。
オギザリスW2015−1wb.jpg

マルバノキの小さな花も11〜12月の花です。
毎年紅葉を期待するのですが、一向にその気配なく落葉。
葉に隠れていた蜂の巣が現れました。
マルバノキ蜂の巣wb.jpg

マルバノキの花は背中合わせに2個一組。
これは2012.12. 9. マルバノキとして記事にしましたが、この画像ではふたつの雌しべが写りました(画像は全てクリックすると大きくなります)。
葯は未開で花粉が出ていませんから雌性先熟ですね。
マルバノキ花2015-1wb2.jpg

これは白い花粉の雄性期。
5枚の花弁の下にもう一組の花弁、その下に細い綿毛が揺れていました。
マルバノキ花2015-2wb.jpg

ミノムシの大群がついて一度は枯れかけたヒメイチゴノキが復活しました。
今年はたくさん蕾を付けています。
イチゴノキ2015-1wb.jpg

もう蜜が出ているのでしょうか、昆虫が飛び交っています。
これはキゴシハナアブのようです。
イチゴノキ花蜂wb2.jpg

今年の新顔のマンサク。
紅葉するとは知りませんでした。来春が楽しみです。
マンサク紅葉1wb.jpg

この暖かさで各地の紅葉名所はがっかりだったようです。
うちのドウダンツツジもやっとここまでです。
ドウダンツツジ紅葉wb.jpg

今年は暖かくて霜月を過ぎても初霜が見られません。
そのため庭の菜園の野菜は成長が早くて今までで一番大きなカブやホウレンソウになりました。
明日の気温も例年の10月下旬くらいとか、師走の初雪はなさそうです。
シモバシラにも氷の花が見られないかもしれませんね。
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赤い実 2013(ハナミズキなど) [庭便り(秋)]

この赤い実は何でしょう?
玄関への通路と脇の花壇に落ちていた実を拾い集めたものです。
ハナミズキ落果wb2.jpg

見上げるとハナミズキ!
そうです!これはハナミズキの実です。今年は特に豊作でした。
ところが、こんなに紅く目立っているのに、鳥の姿は目立ちません。
食べられるのでしょうか?
調べると毒性は無さそうですが、不味いようです。
思いきって齧ってみました。
やはり、不味くて苦みが広がりました!
ハナミズキ実upwb.jpg

ハナミズキ
 花水木
 学名: Cornus florida  別名:アメリカヤマボウシ。
 ミズキ科サンシュユ属の落葉高木。

ひとつの頭花に紅いラグビーボール型の核果が数個突出しています。
真ん中にヤマボウシの果実のような亀甲模様が覗いていました。
ハナミズキ実111009wb.jpg

2013.10.17.
葉が紅葉し始めてまだ緑っぽい頃から赤い実が目立つようになりました。
ハナミズキ実多しwb.jpg

一方、もう花の準備も始まっています。
総苞に包まれた蕾がもう来春を予告しているかのようです。
ハナミズキ実と蕾2wb2.jpg

裏庭のツリバナ
今年もたくさん赤い実がぶら下がりました。
ツリバナ多数2013-1wb.jpg

長い花柄の先で揺れる果実はもう割れて種子が覗いています。
ツリバナ多数2013-2wb.jpg

よくぞ、落ちずにくっついているものと感心するほどです。
ツリバナ2013-1wb.jpg

春、あんなにたくさん花を咲かせたサンシュユ、今年もまた果実は数えるほど。
他の方のブログでたわわに実った画像を見せていただいて驚きました。
うちのはどうしてこんなに実が少ないのでしょう?
グミのような実でおいしそうに見えますが鳥が寄ってくる気配はありません。
でも毒性はなく漢方薬にも用いられているようです。
やはり味見をしてみましょう!
甘味は全くなく酸味のあとに強い渋味が残りました!
サンシュユの実2013-1wb.jpg

円な真っ赤な実はソヨゴ。
このたび、ソヨゴは雌雄異種と知りました。
そういえば裏庭のもう1株は毎年実をつけません。
こちらは雄株かもしれません。来年は花を確認しましょう。
雌花にはミツバチが来ていましたから花粉を運んでくれたのではと思います。
ソヨゴ2013wb2.jpg

これはすでに記事にしたサネカズラ
今年もたくさん実り始めました。
今見ると、ハナミズキの楕円体の果実を球形にしたみたいに見えますね。
でもこちらはマツブサ科です。
美男カズラ実2013-1wb2.jpg

おなじみのセンリョウ
花屋さんの店先に並ぶものより小型ですが、1輪差しにも重宝です。
センリョウ09wb3.jpg

ナンテンが日に輝いてヤツデの白い花とコラボ。
ナンテン2012wb.jpg

マユミは何年も前から庭にありますが花の写真が取り難く、まだブログに登場していません。
赤い実はまもなく割れてツリバナと同じように種子が現れます。
マユミ2013-1wb2.jpg

今までにも紅葉については3度も載せましたが、赤い実の特集は今年初めてです。
  (紅葉の頃紅葉と黄葉、ささやかな紅葉
来年はハナミズキとヤマボウシの花と実を比較しながら追ってみたくなりました。

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秋の庭 2013 [庭便り(秋)]

秋の庭2013

10月14日午後1時4分。
長い残暑の後、今年の秋は駆け足でやってきました。
夏草が残る庭にシュウメイギクが満開です。
お昼を過ぎたのにスイフヨウは珍しくピンクと白が半々くらい。
ふつうは朝は全て白、夕方には皆ピンクに染まります。
(どれも画面をクリックすると大きくなります。)
西庭20131014-1wb.jpg

右前の大きな緑の葉はダンドク
昨年5月、淡路のMさんからいただいた1株が無事越冬し次々と花を咲かせています。
ダンドク&シュウメイギク4wb.jpg

小笠原諸島に残存していたダンドクの子孫だそうですから、ここの厳冬が越えられるかと心配しましたが全く問題ありませんでした。
もちろん種子は残しておきました。それらも無事発芽、2世が育ちつつあります。
ダンドクとシュウメイギク1wb.jpg

白のシュウメイギクと紅いダンドク、戸惑いながらも引き立て合っています。
ダンドク&シュウメイギク2wb.jpg

庭のシンボル、篠原さんのプロペラをシュウメイギクが取り囲んでいます。
スイフヨウ&シュウメイギク1wb.jpg

シュウメイギクは白絹病で突然枯れ易いのですが、今年は発病が少なくたくさん咲きました。放りっぱなしで咲いてくれる秋の庭の主役です。
シュウメイギク2012-2wb.jpg

ピンクはしなだれ易く台風や大雨でくにゃくにゃ。
シュウメイギクP2wb.jpg

シュウメイギクは花弁と思われるのが萼片。
どれも変形があって形が揃いませんが、きっちりしないところがこの花の魅力かもしれません。
シュウメイギク10-1wb.jpg

フジバカマも咲き始めました。
今年こそはもう一度アサギマダラを呼び寄せてくださいね。
フジバカマwb.jpg

さわやかなブルーはサルビア アズレア。
背が高くなり過ぎて倒れ易いのが難ですが、とても丈夫で放っておいても毎年咲きます。
アズレア2013-2wb.jpg

ワレモコウもシュウメイギクとコラボ。
ワレモコウ2013-3wb.jpg

トレニアの前に紅い茎のサクラタデ、やっと開花しました。
この庭にあったのに何故か育たず無くなってしまいました。
ところが1株お分けした花友さんのところではよく殖えて、今年は里帰りさせて下さいました。
どうも草取りを頼んだシルバーさんがイヌタデと間違えて抜いてしまっていたようです。
サクラタデとトレニアwb.jpg

可憐な小さな花、3本づつ柱頭がのぞいています。
サクラタデ2013-2wb.jpg

カリガネソウも健在です。
帆かけ舟のようにくるっとまわった蕊の束がユーモラスでほほえましく、臭いさえ気になりません。
カリガネソウ2012-2wb2.jpg

午後4時半、スイフヨウはみな酔いが回ってきたようです。
小さい白い点々は明日咲く花の蕾、濃いピンクの点々は昨日の花殻。
スイフヨウ夕景2wb.jpg

夕闇がかった空。
スイフヨウの濃くなったピンクが柔らかく感じられます。
シュウメイギクの白は跳ねています。
見なれた庭にいつもと異なるものを感じてしばし静止。
たまたま、夕食用の野菜を採りに庭に出たのですがまたカメラを取りに戻りました。
夕暮れ時でも意外に明るく撮れるものですね。( 2013.10. 8.16:39 )
スイフヨウ夕景1wb.jpg


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豪雨とプロペラ2013 [庭便り(秋)]

豪雨とプロペラ(2013. 9. 4.)

昨日の昼過ぎから西の空が暗くなり始めました。
その空の色たるや、今まで見た事がない異様な青黒色。
まさに不気味な暗雲です。
このプロペラのかなた西方には晴れれば伊吹山が見えますがその影もありません。
14時26分。
左はオオバボダイジュ、右は奥からシマトネリコ、サルスベリ、モミジアオイ、
スイフヨウ。
豪雨直前wb.jpg

14時59分。
大粒の雨が激しく降り始めました。
西の窓を叩く雨が撮れないか、試してみます。
雨1wb.jpg

たちまち土砂降り! 滝のような雨!
cats and dogs!
窓ガラスに叩き付ける水滴の大きいこと!
隣家は全く見えません。
豪雨1wb2.jpg

15時1分。
プロペラのシルエットが崩れました。
横殴りの雨の線が左から右に流れます。
豪雨1500wb.jpg

プロペラの下部が水に沈んだかのよう。
それでも翼は勢い良く回っています。
豪雨2wb.jpg

豪雨に負けず回り続けるプロペラ。
周りは激しく暴れる水だけ。
予期せずして抽象画のような作品が出来上がりました?

豪雨3wb.jpg

明けて今朝は具象の世界。
うっそうたる夏の終わりの庭があからさまです。
まだ空は雲に覆われていますが、低いところには青空も見えます。
プロペラの右後の山影は伊吹山。
右の緑の中の白点は今日初めて1輪だけ開いたスイフヨウの花。
後方は家庭菜園でまだミニトマトやナスが実り、サトイモも生育中。

翌朝P3wb.jpg

昨日午後、東海3県は豪雨に見舞われ、最大1時間当たり110ミリの雨を記録しました。
各地で浸水・冠水し、新幹線、JR・私鉄ともストップ、一部に避難勧告が出たそうです。
落ちつかぬままに、怪しい空の色と雨の勢いを記録しました。
今日は勢いよくツクツクボウシが鳴いていました。
プロペラの周りのシュウメイギクも咲き始めています。
まもなく秋空が輝くでしょう。

このプロペラはすでにブログで紹介した篠原猛史さんの作品です。

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