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シモバシラの霜柱 2017 [庭便り(冬)]

シモバシラの霜柱 2017

1月25日の朝日新聞の天声人語に「シモバシラの氷の花」が取り上げられました。
実はこのブログでは庭の霜柱について2009〜2014年にわたり何度も記事にしましたので、しばしお休みしていましたが、今年は天声人語に勢いを得てまたもや登場させます。

1月24日、この冬初めてシモバシラに氷の花が咲きました。
3年の間に周りのクリスマスローズの葉が大きくなって株を取り囲んでいます。
シモバシラ20170124-1wb.jpg

1月26日、氷の花はますます大きくなりました。最低気温−4度。
これがこの庭のシモバシラの霜柱の典型です。
霜柱2017スイセンwb.jpg

拡大します。
たくましい大型の霜柱が密生しています。
霜柱の横綱? 四人ばかりではありませんね。
霜柱20170125-1wb.jpg

茎の本数がまた増えたのか、隣が近すぎて写真が撮りにくい。
その上、腰の手術後しゃがめないので低いものを撮るのは至難の技です。
霜柱20170125-3wb.jpg

太ーい糸巻き型。
霜柱2017-9wb.jpg

これまた太く腰の据わった横綱型?
霜柱20170125-11wb.jpg

くるりと巻いた紡錘型の糸巻きは典型例です。
霜柱2017糸巻きwb.jpg

こんな複雑な組み合わせは生成過程を見てみたくなります。
霜柱北0126-2wb.jpg

5年前に別の場所に新たな株を植えました。
成長が遅くその上今年は誤って短く刈られましたが、切り株に4様の霜柱ができています。
霜柱小2017-1wb.jpg

さらに2014年記事にしたオルトシフォン・ラビアツス(シソ科)にも花餅の様な霜柱がたくさんついていました。
オルトシフォン霜柱2017-2wb.jpg

葉腋から押し出された様に飛び出しています。
オルトシフォン2017-3wb.jpg

まだ枯れきっていない皮層が霜柱に押されて剥れていくようです。
霜柱2017-8wb.jpg

冒頭の1月25日の天声人語には帯広畜産大学の武田一夫教授の研究が紹介されていました。
私は2015年1月16日 NHK「おはよう日本」でたまたまシモバシラの霜柱形成の動画を見て感動しました。それはここ数年最も見たいと思っていたものでした。霜柱完成までの10時間を15秒に圧縮した迫力ある動画、ここに登場されたのも武田一夫教授でした。

もうその時の動画を見ることはできませんから、研究概要を引用、ご紹介します。

「シモバシラの氷晶析出現象について、析出機構の解明を目的に室内実験を行った。
その結果、初冬に氷核活性温度が-2.1~-2.5℃に高まること、電子顕微鏡写真から木部表面に1μmのピット(壁孔)構造があること、3次元蛍光画像解析から茎内部の給水が導管周辺部位を経由して起こることが確認された。気温低下が始まると、氷核活性によって凍結し、ピットが氷の木部内部への侵入を阻止し、氷成長面の吸引力によって土壌水が根系や導管を経て木部表面に移動し、連続した氷晶が析出すると考えられる。」

改めて動画について検索すると YouTube「シモバシラ 動画 氷花の舞」を見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=orWyCPPcIpI
霜柱が形成され消えるまでを追った素晴らしい動画です。是非ご覧ください。

………………………………………………………………………………………………………………………

(夕菅の庭のシモバシラ関連記事)
シモバシラ 2009   http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2009-01-29 
シモバシラの霜柱(1) http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-01-31  
シモバシラの霜柱(2) http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-02-05 
霜柱 3 種        http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-01-13-2
初雪と初霜柱     http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2012-12-20-1 
シモバシラと芝生の霜柱 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2013-02-26 
シモバシラの霜柱2014 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2014-02-28

シモバシラの花    http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04
オルトシフォンの霜柱 2013 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2011-02-13
オルトシフォンの霜柱2014 http://yuusugenoniwa.blog.so-net.ne.jp/2014-01-19 





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雪の庭 2017 [庭便り(冬)]

雪の庭 2017 

今年も雪が降りました。
ドウダンの細い枝には綿帽子がいっぱい。
(どの画面もクリックすると大きくなります。)
ドウダン雪1wb.jpg

雪が止むと紅い花芽が輝いていました。
ドウダン雪2wb2.jpg

侘助も雪化粧。
ワビスケpwb2.jpg

今年はウメの開花も早く、お正月から咲いていました。
暖冬に突然の雪。
ウメ雪4wb.jpg

梅の花に雪の華が重なった〜。
ウメ雪1wb2.jpg

ロウバイも満開。
雪ロウバイ1wb.jpg

雪の結晶がぶら下がっている?
ロウバイ雪2wb.jpg

結晶のレースが崩れて水滴になる。
結晶崩れ2wb.jpg

クリスマスローズの葉の造形。
cローズ葉2wb3.jpg

アニソドンテアもまだ頑張っていました。
アニソドンテア雪2wb.jpg

枯れたと思っていたシモツケに残っていた紅葉。
雪シモツケ1wb.jpg

矮性サルスベリの実と水仙の葉。
雪サルスベリwb.jpg

レンガの小径は雪解けが楽しい。
雪小径wb.jpg

このニホンズイセンは辛うじて雪に耐えました。
大抵は花茎が折れてしまいます。
スイセン雪wb.jpg
ナツロウバイの大きな果実にも結晶のような雪が載っていました。
雪ナツロウバイ実wb.jpg

これは?
ナツロウバイの小枝に載った結晶のような雪。
ただそれだけ。
雪ナツロウバイwb.jpg

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暖冬の初雪 [庭便り(冬)]

暖冬の初雪
1月20日。
暖かいと決め込んでいた今年の冬も大寒を前に初雪が降りました。
このところ多忙で庭の花もろくろく見ていません。
この日は気温が上がるのを待って、久しぶりに庭を一回りしました。

雪は10cmくらい積もっていました。
一重のストックは雪に強く、これくらいでは平気です。
ストック雪wb.jpg

ブルーデージーも意外に耐寒性が強い園芸植物です。
ブルーデージーwb.jpg

いつもクリスマスに開花するニゲル系のクリスマスローズ「パウロ」。
CR20180120wb.jpg

さすがに暖冬、もうクリスマスローズ オリエンタリス達も蕾が膨らんでいます。
CR紅い蕾20180120wb.jpg

雪に映えるのは正宗セキショウ。
正宗セキショウwb.jpg

イソギクの紅葉が未だに残っていました。
イソギク紅葉wb.jpg

支柱の陰でひっそり咲いた冬咲きクレマチス。
冬咲きクレマチスwb.jpg

クチナシの赤い実も雪の白さで活気付きます。
クチナシ雪wb.jpg

今年はウメも1月開花。
ウメ20180109-3wb.jpg

シダレコウバイの蕾もこんなに紅くなっていました。
シダレコウバイ蕾wb.jpg

昨年植えたマンサク。今、どうなっているのでしょう。
さすがに春一番の花、もう蕾がこんなに膨らんでいました。
マンサク蕾wb.jpg

遅咲きのロウバイは真黄色、雪晴れに輝いています。
ロウバイYwb.jpg

雪を溶かして元気に芽吹いて来るのはラッパスイセン。
ラッパスイセン芽wb.jpg

北側の日陰から南のベランダに移動したセツブンソウ。
土の盛り上がりをちょっと突いたらもう蕾が白くなっています。
初めの花は節分前に咲きそうですね。
セツブンソウ蕾wb.jpg
.
隣の植木鉢のコシノバイモにもにょっきり芽が出ていました。
いえ、すでに葉と花弁が見えています。
コシノバイモwb.jpg

東京では思わぬ雪に大混乱が生じたようですが、こちらではこれくらいの雪では驚きません。むしろ全く雪が降らない冬は物足りなく感じます。

突然ですが、これから2か月ほどブログをお休みします。
春の花達が勢いよく咲く頃、また庭便りができますように。
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コガマの穂綿  [庭便り(冬)]

あけましておめでとうございます。

昨年この地で41年間続けた仕事を辞めました。
そのあと初めてパソコンで絵を描く機会があり、とっさに描いた1枚がこれです。
花と緑に囲まれた私たちの仕事場、まだそのまま残っています。

花と緑の診療所wb.jpg

今年はここへ来てから1番の暖冬。
ロウバイは12月中旬から咲き始め、すでにほぼ満開です。
ロウバイ2016-2wb.jpg

例年なら落葉してから咲きますが、今年はまだ緑っぽい葉さえ残っています。
ロウバイ2016-1wb.jpg

ヤブツバキも揃って開花、背景に入ると引き立て役です。
この画像、葉や実に白いものが付いています。
ここ1か月ほど伊吹おろしの西風と共に綿毛のようなものが飛んで来て不思議に思っていました。同じものでしょうか?
ロウバイ2016-5wb.jpg

小さな綿毛は花にも小枝にも付いていました。
ロウバイ2016-4wb.jpg

実にはもっとたくさん絡まっています。
ロウバイ実綿毛wb.jpg

ヒラドツツジの葉にもたくさん!
繊毛が多いため付くとなかなか離れないのでしょう。
ツツジ綿毛wb.jpg

西の隣地は田んぼ、その向こうは数年来の耕作放棄田。
やはり、現地へ見に行きました。
初めに茂っていたセイタカアワダチソウは今では周辺だけに生えています。
田の中央一面に白く輝いているのはガマの穂!
最近庭中に飛んでくる白いものの正体はガマの穂綿だったのです。
綿毛大量発生1wb2.jpg

黒っぽいソーセージのような穂と綿毛の塊のような白っぽい穂が混在しています。
ガマ雌花穂wb2.jpg

5本採取しました。
左端は完熟前の穂、黒っぽいソーセージのような部分は雌花穂。
雌花穂の上部は雄花が落ちたあとの雄花序の軸。
右3本は完熟した雌花穂で綿毛が飛び散りつつあります。
雌花穂の長さは8cm前後。
ガマの穂5本1wb.jpg

綿毛は糸状体がついた種子の集まりでした。
ガマの穂綿毛wb3.jpg

追加1(2016.1.17.)
綿毛が飛び散った後にはしばらく小苞が見られます(2016.1.9.写)。
(画面をクリックすると大きくなります。)
小苞は雌花が退化したものと言われ、先端は棍棒状。
これらも続いて脱落して軸だけ残ります。
コガマの穂雌軸wb.jpg

日本の池や沼に生えるガマ科ガマ属の多年草(抽水植物)は3種あるそうです。
 1)ガマ   雌花穂の長さ 10〜20cm。雌花序と雄花序は連続。
 2)コガマ  雌花穂の長さ 6〜10cm。雌花序と雄花序は連続。
 3)ヒメガマ コガマに似ているが、雌花序と雄花序の間が2〜8cm離れている。
この田のガマはコガマと言えます。
ガマの穂2wb.jpg

雌花穂から綿毛の塊があふれ出ています。
一本の穂から出る種子の数は35万個とも言われています。
ガマの原1wb.jpg

まだ綿毛が出ていない左側を指で押してみました。
コガマの穂半開wb.jpg

たちまち、もこもこと綿毛の塊が飛び出てきました。
コガマの穂満開wb.jpg

採取してきた5本は箱に入れて保管し、正月に孫が来た時持たせてみました。
ガマの穂9wb2.jpg

穂に触れると綿毛があふれ出ました。
ガマの穂4wb.jpg

「指で押してごらん。」
ガマの穂12wb.jpg

一気に滝のように綿毛が流れ落ちました。
ガマの穂5wb.jpg

駐車場に落ちた綿毛。
風とともに舞い散りました。
これでは物足りなくて孫一家は自生地へ直行、存分に楽しんできたようです。
ガマの穂11wb.jpg

童謡「大黒様」では「♫・・・ここにいなばの 白うさぎ 皮をむかれて あかはだか
 大黒さまは あわれがり『きれいな水に身を洗い がまのほわたにくるまれ』と
 よくよくおしえて やりました・・・♪」とあります。
しかし、古事記にはガマの穂綿ではなく、ガマの花粉で癒したと記されているそうです。
ガマの花粉は乾燥させて生薬「蒲黄」として外用・内服に用いられるようです。

追加2(2016.1.17.写)
もう一度穂を採ってきました。
殆どの花穂は弾けて、綿毛付きの種子と残った小苞とが絡み合っていました。
ガマ20160117-7wb.jpg
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早春の庭 2015 [庭便り(冬)]

早春の庭 2015

はや2月も終わろうとしています。
いち早く春を演出してくれる花たちを見ると今年もまた記録したくなります。

梅一輪いちりんほどの暖かさ  
  あまりにもよく知られた句ですが、作者は?  
  服部嵐雪(1654〜1707 松尾芭蕉の高弟 )でした。      
 「いちりん」を漢字にするといろんな解釈が生まれるようです。
ウメ2015-02-22wb2.jpg

気温15℃になった日。
ウメも咲き急いでいるよう、青空に白い花がまぶしい。
ウメ2015-02-20-2-wb.jpg

でも2週間前はまだ雪が降っていたのです。
ソシンロウバイのわたぼうし。
ロウバイ東2015-5wb.jpg

古い木は今年あまり元気がありません。
ロウバイ2015-01-25wb-.jpg

この木の種子から育った2世の方が花数も多く元気です。
ロウバイ2015-02-22-wb.jpg

雪の朝、2mにも伸びたアニソドンティアは花をつけたまま倒れそう。
アニソドンティア雪2015wb.jpg

翌日支柱を打って支えるとまた元気に咲き続けています。
夏や秋には黄変して落ちていた葉が冬は赤銅色に変わります。
アニソドンティア2015-02-22--1wb.jpg

文字通りクリスマスの頃に開花し始めるクリスマスローズ バラーディアエ。
勢いを増したシャクナゲの陰になって痩せてしまいましたが、健気に咲いています。
ニゲラの系統で初めは純白、次第に赤くなっていく交雑種。
Cローズ2015-02-15wb.jpg

代わってこれからがシーズンのクリスマスローズ オリエンタリス。
この株はいつも一番乗り。
Cローズ2015-02-22wb.jpg   次はこのピンクがかったやさしい白。 CローズWP2015-02-25-wb.jpg   ベランダで咲き誇るのはオオキバナカタバミ(オキザリス・セルヌア)。 南アフリカ原産でここでは地植えは無理。葉に紫褐色の斑点が散在するのが特徴。 かわいい花ですが暖かい地方では殖えすぎて駆除されているので要注意。 オキザリス2015-2wb.jpg   フクジュソウはやっぱり貫禄があります。 暖かいマントのような葉が繁り始めています。 フクジュソウ2015-02-24-wb.jpg   突然花壇に赤が輝く! 何でしょう?   赤く透ける葉、銅葉のイカリソウです!    花は真っ白。 イカリソウ銅葉wb2.jpg   今年も出ました、フキノトウ。 フキノトウ2015-02-20--1wb.jpg   この柔らかい色を見ると春の到来を実感します。 フキノトウ2015-02-25wb.jpg   (後半6枚は何故か改行が出来なくなりました。読みづらいままですみません。)
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2015年 あけましておめでとうございます。 [庭便り(冬)]

雪の田んぼ年賀状wb.jpg

あけましておめでとうございます。
今年は羊の年。
雪の朝、となりの田んぼに羊の群れが現われました。
???

稲の切り株にこんもり積もった雪が羊のように見えたのです!
雪の田んぼ2wb.jpg

ここはハナミズキ並木の西側に接する稲田です。
但し、この雪景色は2014年最後の記事にした12月18日に写したものです。
タイミングよく、年賀状にも活かせました。
雪の田んぼ1wb.jpg

さて、明けて2015年。
元旦の朝はまたうっすら雪化粧。
侘助P雪2015-1wb.jpg

ピンクの侘助には薄化粧が似合います。
侘助P雪2015-2wb.jpg

雪がほぼ溶けた頃、関東からの孫たち一家と母がやってきました。
3才児は予期せぬ雪に大はしゃぎ。
芝生に残った雪を蹴散らしたり、蹴飛ばしたり、笑い声が弾けます。
広樹雪蹴り12wb.jpg

見守る方が寒くなって「雪を集めてお部屋に入ろうね」。
日陰の壁際に積もっていた雪をそれぞれ両手でいっぱいづつ持ち帰りました。
さあ、どうしましょう?
雪兎? でも暖かい室内ではたちまち溶けそうです。
急いで探し出したのは、ダンドクの真っ黒な種子とセンリョウの紅い実。
広樹雪遊び2wb.jpg

雪の塊は意外に固くて乗せただけでは滑り落ちます。
箸の先で穴を開けては小さな手で種子を埋め込みました。
なんとか顔らしくなりましたね。
その間にも雪はじわじわ融けていきます。
「雪は融けると水になるんだよ。」
「あった!」
冷たい水に突っ込んだ孫の指にはこぼれて落ちたダンドクの種子。

広樹雪遊びwb.jpg

0才から95才まで7人の笑い声と泣き声が交錯した3日間。
過ぎるとまた静寂の二人暮らしに戻り、昨日から仕事も始まりました。

今年もまた、よろしくお願いします。
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初雪の庭 2014  [庭便り(冬)]

初雪の庭 2014

12月18日木曜日 初雪。
今年は寒波も雪も例年より早く、早くも雪景色です。
しかし今年の師走はまた例年よりさらに多忙!
雪景色もゆっくり撮れず、少ない写真を遅ればせにアップします。

雪で倒れてしまったアニソドンティア
でも雪を払って起こすと引き続き花を咲かせています。
アニソドンティア雪2014wb.jpg

ウキツリボク(チロリアンランプ)は雪がよく似合います。
アブチロンの仲間では唯一、この庭で冬越し出来る品種です。
ウキツリボク雪-1wb.jpg

ナンテンの紅葉。
ナンテン葉雪2wb.jpg

あちこちに自生するマンリョウも雪に映える植物です。
マンリョウ雪2wb.jpg

今年初めて咲いたソシンロウバイ2輪。
たちまち雪の綿帽子を被って狼狽(ろうばい)しています。
ロウバイ雪2014-3wb.jpg

でも大丈夫。雪はすぐ解け始め、2時間後には蕾もさらにほぐれてきました。
ロウバイ2輪2014wb.jpg

マルバノキの花が雪に浮かび上がっていました。
妖しげな魅力があります。
マルバノキ花雪2wb.jpg

ダルマノリウツギの枯花群。
ダルマノリウツギ枯花2014-2w.jpg

シダレザクラの下に赤いものが見えています。
これは何でしょう?
クチナシ雪2wb.jpg

鳥の贈り物、クチナシの実でした。
クチナシ雪-3wb.jpg

雪にもめげない冬咲きクレマチス
寒中に開花しそうです。
冬咲きクレマチス2014雪wb.jpg

11時頃にはサクラの木の雪は消えました。
でも何故かこの一塊だけ残って青空に微笑んでいました。
サクラ雪2014wb.jpg

今年はこれで最後になりそうです。
励まして下さった皆さん、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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シモバシラの霜柱-2014 [庭便り(冬)]

シモバシラの霜柱-2014

シモバシラの霜柱については毎年のように(201320122011など)書いていますが、今年もまた記録に残しておきたくなりました。
シモバシラはソシンロウバイの下に植えてあります。
黄色に染まったロウバイの葉がまだしきりに落ちる頃、もう今冬の霜柱が出現しました。
40cmくらいの高さまで茎を這い上がるように凍っています。
2013.12.30.
霜柱1230wb.jpg

落葉をできるだけ取り除きましたが、まだ毎日落ちてきます。
霜柱は地面近くから円錐状に20〜30cmの位置にまで豊かに形成されています。
2014. 1. 7. 最低気温は−4℃。
霜柱0107-4wb.jpg

巾広くたくましい霜柱の林立です。
霜柱0107-8wb.jpg

しかし霜柱は全ての茎に出来るものではありません。
茎の途中に糸巻き状に出来る場合もあります。
霜柱0107-7wb.jpg

霜柱は全周ではなく半周や3/4周くらいのもまちまち、茎の状態に因るのでしょう。
霜柱0107-9wb.jpg

霜柱は日を追って太く短く地表近くに形成されるようになります。
茎の皮層が次第に裂けていくことを思えば当然の現象です。
2014. 1.14.
霜柱0114-2wb.jpg

地表近くの白く輝く霜柱は三脚無しのマクロ・オート撮影ではピンぼけや白とびが多く、残念に思いながらも苦手のままで過ぎていました。
今年は試しにコンデジで撮ってみました。意外にもこの方がましでした。
軽いし、手だけ伸ばしてシャッターを押せばいいのです。うれしくなってパシャリ、パシャリ。
ふんわり、フレアースカート。
2014. 1.20.
霜柱0120-3wb.jpg

寒い朝はキリリと巻いた円錐形。
霜柱0127-2wb.jpg

雪洞みたいな形は初めてです。
霜柱0114-6wb.jpg

途中で崩落したのでしょうか、バラバラになって落ちていました。
霜柱0116wb.jpg

周りに植えてあったニホンズイセンの球根にも花が咲き始めました。
2014. 1. 20.
霜柱0120スイセンwb.jpg

ニホンズイセンと霜柱のコラボです。
霜柱0120スイセン2wb.jpg

ソシンロウバイから種子が落ちたらしく、シモバシラの株のど真ん中に芽が出てきてしまいました。
これは抜去するしかありませんね。
霜柱0120ロウバイの芽wb.jpg

2014. 2. 5.
節分を過ぎてからまた寒さがぶり返しました。
低温でできたきっちりしまった霜柱。
霜柱0205-5wb.jpg

こんなに寒い朝、霜柱の上に昆虫を見つけました。
昨年もいたキソガワフユユスリカです。
シモ0205-3wb2.jpg

このユスリカは当地の木曽川周辺に集団発生して問題になっています。
これはキソガワフユユスリカの♂のようです。
シモ0205-3wb4.jpg

ドレープのようにふわふわと折り畳むんだような霜柱。
霜柱0206-6wb.jpg

次第に茎の皮層(表皮・篩部を含む)が裂けていきます。
水分はもう高くまで上がらず、低い位置で凍ります。
霜柱0206-3wb.jpg

2月8日の初雪は5〜6cm積もっただけで翌日解けました。
茎の皮層は更に薄くなっていきますが、まだ美しい霜柱が出来て感激です。
2014. 2.12.
霜柱0212-2wb.jpg

2月14日、2度目の雪が降りました。やはり水っぽく重い雪で数センチで終わりました。
最低気温はまだ−4℃を記録しますが、霜柱は地表近くに小さくできているだけです。
シモバシラの裂けた皮層がわら屑のように見えます。
2014. 2.22.
霜柱0222-1wb.jpg

シモバシラが出来初めると何か落ち着かず、寒くても毎朝見に行きたくなります。
今年は関東地方には2度も記録的大雪が降りましたが、当地は例年より雪も少なく比較的過ごし易い冬でした。
そのためか霜柱も昨年ほど豪快にはできませんでした(シモバシラの霜柱 2013)。
また「シモバシラの霜柱(1)」によれば2011年1月は霜柱の写真を合計13日分撮っています。さらに写真が撮れない雪の日が4日もありました。
今年は1月中には雪は降らず、合計10日分の写真が記録できました。
気温も昨年は−6℃まで下がった日が数日ありましたが、今年は−4℃止まりです。
やはり暖かかった分、霜柱も少なく小さめでした。
続く2月は2011年も今年も6回ですが、今年の方が遅くまで(最終24日)できました。
過去の画像を比べてみるとやはり年によって頻度、高さ、大きさ、形など様々ですから定点観測を続けるのも面白そうです。
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凍る庭  [庭便り(冬)]

凍る庭

昨年に比べて暖かいとはいうものの、立春を過ぎてもまだまだ寒さが続きます。
2月6日の朝は特に日陰においたつくばいの氷とつららが目立ちました。
昨日の氷がとけないうちにまた新たな氷が重なっています。
近くにおいた最低温度計は−3℃。
つくばい氷02061506wb.jpg

ポトポトと落ちる水道水はまだ凍っていません。
午後になると解け始めました。
つくばい02061512wb.jpg

しかし、翌7日の朝は再凍結。
つららも太く長くなりました。
つくばい氷02070858wb.jpg

ここはヒヨドリはじめ、鳥達の水飲み場。
氷の厚さはⅠcm以上。こんこんと叩いても割れません。
でも竹から水道水が滴下するところだけは凍らず開いています。
ここへホオジロが水を飲みにきました。
残念ながらカメラが間に合わずその姿は撮影できませんでした。
つくばい氷1158wb.jpg

ガラス戸越しにメジロを見つけました。
ここにきれいな水があることを鳥達はいつの間にか知っているようです。
つくばいメジロ氷2wb.jpg

おや? 2羽になりました。
流れてくる水を飲もうとしています。
つくばい氷メジロwb2.jpg

もうひとつ、日向においたつくばいがあるのですが、水の調節がうまくいかず常時滴下できません。また底が深く、落葉もたまりやすく、日向では温度も上がり、水質が悪いのでしょう、鳥はほとんど見かけません。
2月8日朝、初雪が降り始めました。
つくばい雪20140208wb.jpg

畑では霜にも雪にも強い野菜が頑張っています。
こちらはルッコラ、養分が足りなかったのか、いつもの濃いグリーンの葉がこのコーナーではカラーリーフになってしまいました。
でも霜が降りると一層輝いて楽しい絵のようです。
霜ルッコラ1wb.jpg

朝日が当たって霜がどんどん解けていきます。
霜ルッコラwb.jpg

ナバナの霜。真ん中は蕾です。
霜ナバナ1wb.jpg

寒さに強いビオラも霜が降りると痛々しい有様。
でも大丈夫、霜が解ければ元気になります。
霜ビオラwb.jpg

雪晴れの9日、早くも顔を出したビオラの花は上と同じものとは信じがたいほどです。
雪ビオラwb.jpg

ラッパスイセンの芽も雪を解かして伸び出しました。
雪ラッパスイセンの芽wb.jpg

ふっくらふくらんだフキノトウ、出番を待っています。
雪フキノトウ2014wb.jpg

今回は関東地方では記録的な大雪でたいへんだったようですが、こちらは春の淡雪くらいで終わってしまいました。
しかしその記事を書き終えないうちに、今朝から2度目の雪が降りました。
8日よりは多いようですが、やはり水っぽい重い雪です。
順調に咲きそろっていたニホンズイセンが雪の重みでまた折れて俯いています。

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オルトシフォンの霜柱 2014 [庭便り(冬)]

オルトシフォンの霜柱 2014
オルトシフォン・ラビアツスの霜柱については2011.2.13.の記事にしました。
その後も時々このオルトシフォンには霜柱ができましたが、美しいと言えるほどではなく、やはり隣のシモバシラの霜柱の方が見応えがありました。

ところがこの朝は異様な光景に驚きました(2014.1.7.)。
冬枯れのオルトシフォン・ラビアツスの枝にたくさんの白い花が咲いていたのです。
この株は植えて5年余になり、今年はまだ花後の剪定もせず放置していました。
オルト2全wb.jpg

シモバシラでは霜柱はたいてい地面から20cmくらいの間の茎の周りにできます。
ところがこの朝のオルトシフォン・ラビアツスでは長く伸びた弧状の茎の葉腋部分に生成されています。滲み出した水分が氷の花を咲かせているような感じです。
もし剪定していたら切り捨てていた部分でしょう。
霜が降りると葉が変色し落葉しますからこんなにお行儀悪く枝が伸びていたとは、この朝氷の花が付いているのを見て初めて気がついたのです。
オルト32wb.jpg

枯れてよれよれの茎の葉腋部分の隙間から水分が漏出したものと思われます。
水を汲み上げる力の大きいことに驚きます。
オルト35wb.jpg

勾玉のような1組。
オルト1wb.jpg

3枚のプロペラ状。
オルト3片wb.jpg

二重リング。
オルト二重リングwb.jpg

左のは舌状にがっちり突っ立っています。
オルト23wb.jpg

1週後の2014.1.14.はまた−4℃を記録する寒い朝でした。
さあ、オルトシフォン・ラビアツスに霜柱は出来ているでしょうか?
やはり出来てはいましたが、もう茎の上の方には出来ず、下部にかたまっていました。
オルト20140114-1wb3.jpg

しかし、シモバシラとは全く異なり、地表面の茎の周りには霜柱がなく、下部でも葉腋部分に霜柱が認められます。
上部の葉腋部分は1週間前の霜柱形成で組織が傷害され、もう水を汲み上げられなくなったのでしょう。
2011年の観察でもオルトシフォン・ラビアツスの霜柱はシモバシラのように何回も繰り返してはできませんでした。
オルト2014株元wb.jpg

追加 2014.1.20.
今日は大寒、最低気温−3℃。
さすがにオルトシフォンにもまた霜柱ができていました。この冬5回目です。
左の方は、−4℃を示していた1.14.より今日の方が多く出来ています。
オルト0120wb2.jpg

比較のためこの朝のシモバシラの霜柱の画像を並べておきます。
シモバシラの霜柱は2011年は1月に13回確認、さらに3月4日まで見られました。
一方、オルトシフォン・ラビアツスでは1月7回、2月以降は皆無でした。
今年は今のところ、2011年より暖かく、霜柱の形成も少ないようです。
霜柱20140107wb.jpg

オルトシフォン・ラビアツス
 シソ科ネコノヒゲ属  
 学名: Orthosiphon labiatus  英名: Pink sage  流通名:ピンクパンサー
 南アフリカ原産の半常緑多年草
 花期:初夏〜晩秋
ピンクパンサーwb.jpg

淡いピンクの優しい花です。
学名の「 ortho」はラテン語で「「直…」「正…」の意 」、「siphon 」はサイフォン(吸水管)、「labia」は唇です。 
同属のネコノヒゲの学名はOrthosiphon aristatus。
オルトシフォン2013-1wb.jpg

花弁より萼の方が濃いピンクです。
オルトシフォン11-1wb.jpg

この1株は地植えで大株になり毎年霜が降りるまで長期間花を咲かせています。
右下は自生のトレニア。
追加してまた2株を植えましたが、それらは夏が越せずに枯れました。
園芸情報には「本来は常緑多年草ですが一年草扱い 」「夏は水切れし易く越年困難」「「土が凍らない程度の寒さなら越冬可能」などと書いてあります。
しかし当地では昨冬この株の近くに置いた最高最低温度計は−6℃を示しました。
その中でこの1株だけは何ら耐寒対策もしないのに、この庭で酷暑を越え雪にも耐えて多年草として残り、毎年霜柱まで見ることができるのは特殊例かもしれません。
オルトシフォン全景wb.jpg

他にもオルトシフォン・ラビアツスに霜柱や氷花の報告がないかどうか、再度検索してみました。
やはり、前回と同じく京都府立植物園からのレポート以外には新たな情報を得ることはできませんでした。
 http://www.pref.kyoto.jp/plant/1168214347108.html
 http://www.pref.kyoto.jp/plant/1262325287744.html

さらに、今年のように茎の上の方まで花のように付いた霜柱の報告は初めてかもしれません。
但し、シモバシラに比べて一旦凍ると組織の傷害が大きいようで、茎の末梢の氷の花を一冬何度も見ることはできません。

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